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フォトグラフ (映画)

（ザ・フォトグラフから転送）

『フォトグラフ』（原題:The Photograph）は、2020年に公開されたアメリカ合衆国の恋愛映画。監督はステラ・メギー（英語版）、主演はイッサ・レイ（英語版）とラキース・スタンフィールドが務めた。

フォトグラフ
The Photograph
監督 ステラ・メギー（英語版）
脚本 ステラ・メギー
製作 ジェームズ・ロペス
ウィル・パッカー
製作総指揮 ステラ・メギー
出演者 イッサ・レイ（英語版）
ラキース・スタンフィールド
チェルシー・ペレッティ
ケルヴィン・ハリソン・Jr
音楽 ロバート・グラスパー
撮影 マーク・シュワルツバード
編集 シャノン・ベイカー・デイヴィス
製作会社 ウィル・パッカー・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗2020年2月14日
日本の旗劇場未公開
上映時間 106分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 1600万ドル[2]
興行収入 世界の旗$20,666,669[3]
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本作は日本国内で劇場公開されなかったが、配信が行われている。

概略 編集

メイ・モートンの元に長らく疎遠だった母親（クリスティーナ）が急逝したとの一報が届いた。その知らせを聞いたメイは複雑な心境になった。と言うのも、クリスティーナは写真家として有名だったが、メイは母親がどういう人生を歩んできたのかほとんど把握していなかったためである。ほどなくして、クリスティーナの遺品を整理していたメイは写真が収納されたケースを発見した。それらの写真はクリスティーナの若い頃に撮影されたものだった。メイはジャーナリストのマイケル・ブロックの協力を得て、その写真を手掛かりに母親の生涯を辿ることにした。その過程で、メイとマイケルの間に恋愛感情が芽生えていくのだった。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替。

製作 編集

2019年3月18日、ステラ・メギー監督の新作映画にイッサ・レイとラキース・スタンフィールドが出演することになったとの報道があった[4]。同月下旬、チェルシー・ペレッティ、ケルヴィン・ハリソン・Jr、シャンテ・アダムス、イラン・ノエル、ジャスミン・セファス・ジョーンズ、リル・レル・ハウリー、ロブ・モーガン、テヨナ・パリス、コートニー・B・ヴァンスらが起用された[5][6][7][8]。4月、キングズリー・ベン＝アディルのキャスト入りが発表されたが、彼は結局出演しなかった[9]。

音楽 編集

2020年1月7日、ロバート・グラスパーが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[10]。31日、ラッキー・ダイエが歌う『Fade Away』がサウンドトラックの発売に先駆けてリリースされた[11]。2月7日、バック・ロット・ミュージックが本作のサウンドトラックを発売した[12]。

マーケティング・興行収入 編集

2019年11月1日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[13]。2020年1月29日、本作のオフィシャル・トレイラー第2弾が公開された[14]。

本作は『ソニック・ザ・ムービー』、『ファンタジー・アイランド』、『ダウンヒル』と同じ週に封切られ、公開初週末に1150万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが、その予想は的中した[15]。2020年2月14日、本作は全米2516館で公開され、公開初週末に1218万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場4位となった[16]。

評価 編集

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには67件のレビューがあり、批評家支持率は73%、平均点は10点満点で6.72点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「ビジュアルはゴージャスで、ラブストーリーも観客を感動させる。また、イッサ・レイとラキース・スタンフィールドのケミストリーも見事である。それらのお陰で、『フォトグラフ』は良作に仕上がっている。」となっている[17]。また、Metacriticには24件のレビューがあり、加重平均値は62/100となっている[18]。なお、本作のCinemaScoreはB+となっている[19]。

出典 編集

  1. ^ “フォトグラフ”. 映画.com. 2022年7月5日閲覧。
  2. ^ “The Photograph”. Box Office Mojo. 2020年2月18日閲覧。
  3. ^ “The Photograph (2020)”. The Numbers. 2020年6月22日閲覧。
  4. ^ “Issa Rae, LaKeith Stanfield to Star in Stella Meghie’s ‘The Photograph’”. Variety (2019年3月18日). 2020年2月18日閲覧。
  5. ^ “‘Brooklyn Nine-Nine’s Chelsea Peretti Joins Issa Rae & LaKeith Stanfield In ‘The Photograph’”. Deadline.com (2019年3月21日). 2020年2月18日閲覧。
  6. ^ “‘The Photograph’: Kelvin Harrison Jr., Chante Adams, Jasmine Cephas Jones & Y’lan Noel Set For Uni’s Romance Drama”. Deadline.com (2019年3月22日). 2020年2月18日閲覧。
  7. ^ “Lil Rel Howery, Teyonah Parris, Rob Morgan To Co-Star In ‘The Photograph’ From Director Stella Meghie”. Deadline.com (2019年3月26日). 2020年2月18日閲覧。
  8. ^ “Emmy Winner Courtney B. Vance Hops In ‘The Photograph’”. Deadline.com (2019年3月27日). 2020年2月18日閲覧。
  9. ^ “‘The OA’s Kingsley Ben-Adir Boards Universal’s ‘The Photograph’”. Deadline.com (2019年4月9日). 2020年2月18日閲覧。
  10. ^ “Robert Glasper Scoring Stella Meghie’s ‘The Photograph’”. Film Music Reporter (2020年1月7日). 2020年2月18日閲覧。
  11. ^ “Lucky Daye’s Original Song ‘Fade Away’ from ‘The Photograph’ Released” (2020年1月31日). 2020年2月18日閲覧。
  12. ^ “‘The Photograph’ Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2020年2月6日). 2020年2月18日閲覧。
  13. ^ “The Photograph - Official Trailer - In Theaters Valentine's Day”. YouTube (2019年11月1日). 2020年2月18日閲覧。
  14. ^ “The Photograph - Official Trailer 2 - In Theaters Valentine's Day”. YouTube (2020年1月29日). 2020年2月18日閲覧。
  15. ^ Brevet, Brad (2020年2月13日). “'Sonic the Hedgehog' Rings Up $21 Million on Friday, Heading Toward $60M+ Four-Day” (英語). Box Office News. https://www.boxofficemojo.com/article/ed3731883012 2020年6月22日閲覧。 
  16. ^ “Domestic 2020 weekend 7 / February 14-16, 2020” (英語). Box Office Mojo. 2020年6月22日閲覧。
  17. ^ “The Photograph”. Rotten Tomatoes. 2020年2月18日閲覧。
  18. ^ “The Photograph (2020)”. Metacritic. 2020年2月18日閲覧。
  19. ^ “‘Sonic The Hedgehog’ Breaks Video Game Pic Opening Record With $70M & Reps 4th-Best Presidents’ Weekend Debut – Monday Update”. Deadline.com (2020年2月17日). 2020年2月18日閲覧。

外部リンク 編集

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