シニア漫画(シニアまんが)とは一般的な青年漫画女性漫画よりも上のシニア層をターゲットにした漫画である。なお雑誌におけるシニア向けの定義は主に50代以上となっている[1][注 1]

歴史編集

老人向け漫画雑誌は元々ギャグ漫画のネタとして使われており、例えば「サルでも描けるまんが教室」(相原コージ竹熊健太郎)には架空の老人向け漫画誌「ビッグオールド」が[6]、「なのにあなたは会社へ行くの」(ザビエル山田)には架空の老人向け漫画誌「シルバージャンプ」が登場していた[7]。また、2003年には漫画原作者さいふうめいの執筆するコラムにおいて、老人向け漫画誌にも青年漫画誌と同じく青春物語が載るだろうという推測がなされていた[8]

その後、漫画世代の高齢化が進んだことで実際にシニア向けの漫画雑誌が登場している。例えば2016年にはメディアックスがシニア漫画誌『50代からの私たち』を創刊した[9](増刊として『60代を迎える私たち』もある)。また、2017年には「はちどり」及び主婦の友社が「主婦の友ヒットシリーズ」のシニア向けとして劇画誌『COMIC魂』を創刊した[10][11](2020年に休刊[12][11])。

注釈編集

  1. ^ 例えば日本雑誌協会日本雑誌広告協会は「50代からの女性誌」を謳う『ハルメク[2]や「50代から始まる新しい人生」を謳う『毎日が発見[3]を「女性シニア誌」として分類している[4][5]

出典編集

  1. ^ シニア向け雑誌の広告枠について解説! | シニア向け雑誌の種類や過去の広告事例など ビズバー 2022年5月16日
  2. ^ 定期購読だけで31万部の雑誌が、シニア読者のハートを掴んで離さない理由 ダイアモンド・オンライン 2019年10月17日
  3. ^ 毎日が発見 FUJISAN MAGAZINE SERVICE
  4. ^ 印刷証明付部数 2019年1月〜2019年3月 女性 > ライフデザイン > 女性シニア誌 > ライフスタイル 日本雑誌協会
  5. ^ ■雑誌ジャンル・カテゴリ区分一覧 日本雑誌広告協会
  6. ^ 『サルでも描ける まんが教室 1巻』 p.187-192 相原コージ、竹熊健太郎 1990年11月
  7. ^ 『なのにあなたは会社へ行くの 1巻』 p.27 ザビエル山田 1998年2月
  8. ^ 『週刊金曜日 2003年10月31日発売号』内「本のひろば 9 最終話」(さいふうめい) p.39 株式会社金曜日 2003年10月31日
  9. ^ 50代からの私たち 国立国会図書館
  10. ^ 誕生!新本格時代劇漫画誌「COMIC魂(KON)」発刊記念!! 「魂」連載5大作家 神田明神にて原画展 開催!! エキサイト 2017年9月7日
  11. ^ a b Comic魂 国立国会図書館
  12. ^ 「COMIC魂」休刊のご案内 主婦の友社 2020年2月12日