シャフレ・ソフテペルシア語: شهر سوخته‎、「焼けた都市」の意味)は青銅器時代の遺跡である。ジーロフト文化英語版の都市で、紀元前3200年頃に日干し煉瓦で作られたが、水流の変更と気候変動により2千年紀の初頭に放棄された[1]。現在のイランスィースターン・バルーチェスターン州ヘルマンド川の岸にある。2014年6月にUNESCO世界遺産リストに登録された。

世界遺産 シャフレ・ソフテ
イラン
シャフレ・ソフテ
シャフレ・ソフテ
英名 Shahr-i Sokhta
仏名 Shahr-i-Sokhta
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (3), (4)
登録年 2014年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
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世界遺産 編集

登録基準 編集

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

脚注 編集

  1. ^ Shahr-i Sokhta” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月11日閲覧。

外部リンク 編集

座標: 北緯30度35分43秒 東経61度19分35秒 / 北緯30.59528度 東経61.32639度 / 30.59528; 61.32639