シャルル・エルマン
シャルル・エルマン(Charles Hermans、1839年8月7日 – 1924年12月7日)はベルギーの画家である。風俗画、肖像画、風景画などを描いた[1] 。
シャルル・エルマン Charles Hermans | |
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エルマン・リシールによる肖像画 | |
生誕 |
1839年8月7日 ベルギー、ブリュッセル |
死没 |
1924年12月7日 ベルギー、マントン |
略歴
編集ブリュッセルの裕福な家族に生まれた。若い時から美術に興味を持ち、ブリュッセルでルイ・ガレに学んだ。その後、ブリュッセルの美術学校(l'atelier Saint Luc)で学んだ。1858年から1861年はパリに滞在し、スイス出身の画家、シャルル・グレールの工房で学んだ[2]。
1862年から1867年の間、イタリアに滞在し、ローマで修道士の生活を題材に描いた[2][3]。自然主義のスタイルも風俗画の画家として、評価されることになった。
ベルギーに戻り、1868年にシャルル・ド・グルー、アルフレッド・フェルヴェー、コンスタンタン・ムーニエ、ルイ・デュボア、フェリシアン・ロップス、ルイ・アルタン・ド・サンマルタン(Louis Artan de Saint-Martin)、テオドール・バロンといったベルギーの画家たちとともに、自由美術協会(Société Libre des Beaux-Arts)の会員になった。 ベルギーの美術界に変化を求めたこのグループの活動は、1869年のブリュッセルの官立展覧会で、メンバーのムーニエとアルタン・ド・サンマルタンの作品が入選し、1875年の官立展覧会に都会の中の社会的格差を描いたエルマンの作品、「At Dawn(暁)」が受理されるなどしたことで、アカデミック美術は時代遅れの扱いを受けるようになり、協会はその目的を達成されたとして1875年に解散した[4]。
エルマンは国外の展覧会にも出展し、1878年のパリ万国博覧会やパリのサロンに出展した。仮面舞踏会を描いた大作を制作し、都会的な女性を題材にした作品を描いた。
作品
編集-
誘惑するキルケー
個人蔵 -
玉ねぎ売り
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"A secret admire"
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海辺の少女像
参考文献
編集- ^ Charles Hermans at the Netherlands Institute for Art History
- ^ a b Lucien Solvay, Charles Hermans in: Biographie Nationale de Belgique, p. 672-675
- ^ Joost De Geest, 500 chefs-d'oeuvre de l'art belge, Lannoo Uitgeverij, 2006, pp. 215
- ^ Denis Laoureux (ed.), En nature La Société libre des Beaux-Arts D’Artan à Whistler, Musée Félicien Rops, 2013, p. 14