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ジェイ・エレクトロニカ

ジェイ・エレクトロニカ（Jay Electronica、本名: Timothy Elpadaro Thedford、1976年9月19日 - ）は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズ出身のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、ヒップホップミュージシャン[3]。

Jay Electronica
出生名 Timothy Elpadaro Thedford[1]
生誕 (1976-09-19) 1976年9月19日（47歳）[2]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ルイジアナ州ニューオリンズ
ジャンル Hip hop
職業
  • ラッパー
  • 音楽プロデューサー
  • ソングライター
担当楽器 ヴォーカル
活動期間 2007年 -
レーベル
共同作業者

2007年のデビュー・ミックステープ『Act I: Eternal Sunshine (The Pledge)』で注目されるようになり、2010年にジェイ・Zのレコード・レーベルRoc Nationと契約を結ぶ。2020年にデビュー・アルバム『A Written Testimony』をリリース、同年に長らく期待されていたミックステープ『Act II: The Patents of Nobility (The Turn)』もリリースした[4]。

来歴 編集

 
ライブでのJay Electronica（2018年）

ジェイ・エレクトロニカは、LL・クール・Jに影響を受け10歳でラップを始める。彼はニューオーリンズのマグノリア・プロジェクトで育ち、セント・オーガスティン高校に通っていた。

1990年代後半、ニューヨークに移住するつもりで若くしてニューオーリンズを離れたが、途中でアトランタに居着く。

2007年、初のミックステープ『Act I: Eternal Sunshine (The Pledge)』をMySpaceを通じてリリースする。この作品の成功で広く知られるようになり、レコード会社の争奪戦の末にRoc Nationと契約した。ファンや批評家はデビューアルバムを期待していたが、その後10年間の作品はいくつかのコラボレーションと僅かなソロ曲のみだった[5]。

2020年2月7日、ジェイ・エレクトロニカはTwitterで40日間かけてレコーディングしたアルバムの完成を発表した[6]。3月13日、デビューアルバム『A Written Testimony』がリリースされた[7]。アルバムは第63回グラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞にノミネートされた[8]。

2020年10月5日、ジェイ・エレクトロニカはミックステープ『Act II: The Patents of Nobility (The Turn)』のリリースを発表した[9]。この作品はTidal限定でストリーミング配信された[10]。

人物 編集

 
ライブでのJay Electronica（2010年）

家族と交際歴 編集

ジェイ・エレクトロニカはエリカ・バドゥと5年間交際しており、2人の間には2009年に生まれた娘がいる[11]。

ジェイ・エレクトロニカはベン・ゴールドスミスの妻と不倫関係にあり、結果ゴールドスミスは離婚している[12]。

ディスコグラフィ 編集

詳細は英語版「en:Jay Electronica discography」を参照

主なアルバムとミックステープ

  • Act I: Eternal Sunshine (The Pledge) (2007年)
  • A Written Testimony (2020年)
  • Act II: The Patents of Nobility (The Turn) (2020年)

脚注 編集

[脚注の使い方]

出典 編集

  1. ^ Bassil, Ryan (2013年10月23日). “The Prestige, The Five Percenters, and Why Jay Electronica Hasn’t Released His Debut Album” (英語). Vice. 2020年4月3日閲覧。
  2. ^ “Jay Electronica Co-Signs Soulja Boy 'It's Not About Lyrics, It's About Energy - HIPHOPNEWS24-7.COM”. YouTube. 2011年2月20日閲覧。
  3. ^ “Try the TIDAL Web Player” (英語). listen.tidal.com. 2020年11月27日閲覧。
  4. ^ Minsker, Evan. “Jay Electronica Says His New Album Is Out in 40 Days” (英語). Pitchfork. 2020年11月27日閲覧。
  5. ^ Thompson, Paul (2020年3月13日). “Your Guide to the Extended Mythology of Jay Electronica, Rap’s Great Mystery” (英語). Vulture. 2020年11月27日閲覧。
  6. ^ “https://twitter.com/jayelectronica/status/1225645387681107968”. Twitter. 2020年11月27日閲覧。
  7. ^ Klinkenberg, Brendan (2020年3月13日). “Jay Electronica's Debut Album Is Real, and It's Finally Here” (英語). Rolling Stone. 2020年11月27日閲覧。
  8. ^ “2021 GRAMMYs: Complete Nominees List” (英語). GRAMMY.com (2020年11月24日). 2020年11月27日閲覧。
  9. ^ “https://twitter.com/jayelectronica/status/1313157800734973953”. Twitter. 2020年11月27日閲覧。
  10. ^ Strauss, Matthew. “Jay Electronica Finally Releases Lost Album Act II: The Patents of Nobility (The Turn)” (英語). Pitchfork. 2020年11月27日閲覧。
  11. ^ Fiyin, Olowokandi (2020年2月10日). “Meet Mars Merkaba, Erykah Badu's Younger Daughter Who Just Turned 11 in Beautiful Pics” (英語). news.amomama.com. 2020年11月27日閲覧。
  12. ^ “Jay Electronica: I'll 'come see' you, threatens Ben Goldsmith’s rap star love rival” (英語). The Telegraph. 2020年11月27日閲覧。

外部リンク 編集

 
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