ジェラード・シュワルツ
ジェラード・シュワルツ(英語: Gerard Schwarz, 1947年8月19日[1] - )は、アメリカ合衆国の指揮者・トランペット奏者。「ジェラード・シュウォーツ」と日本語表記されることもある[1] 。
ジェラード・シュワルツ Gerard Schwarz | |
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基本情報 | |
生誕 | 1947年8月19日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州 |
学歴 | ジュリアード音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者・トランペット奏者 |
担当楽器 | トランペット |
経歴
編集ニュージャージー州出身。両親はオーストリア人。ジュリアード音楽院を卒業後から1977年までニューヨーク・フィルハーモニック、アメリカン・ブラス・クインテットなどでトランペット奏者として活動、トランペット協奏曲集など数枚の録音を残している。その間、1966年から指揮活動も始める。
1977年から2001年までニューヨーク室内交響楽団音楽監督、1978年から1985年までロサンゼルス室内管弦楽団音楽監督[2]、1982年から2001年までニューヨーク州のモストリー・モーツァルト・フェスティバルの音楽監督[1]、1985年から2011年までシアトル交響楽団音楽監督[3]、2001年から2006年までロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督[2]を務める。
シュワルツは新旧のアメリカ音楽の擁護者であり、シアトル交響楽団とデロス・レーベルに制作した数多くのアメリカ音楽を含む録音は、ほぼ100点に上る[4]。ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団とはマーラーの交響曲全集やリヒャルト・シュトラウスの交響詩を録音した。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c 世界の指揮者名鑑866 2010, p. 143.
- ^ a b “Conductor Gerard Schwarz” (英語). Gerard Schwarz. Biography. 2023年3月31日閲覧。
- ^ 世界のオーケストラ(1) ~北米・中米・南米編~ 2015, p. 101-107「13.シアトル交響楽団」.
- ^ 世界のオーケストラ名鑑387 2009, p. 116「シアトル交響楽団」.
参考文献
編集- ONTOMO MOOK『世界の指揮者名鑑866』音楽之友社、2010年。
- 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(1) ~北米・中米・南米編~』株式会社 芸術現代社、2015年。ISBN 978-4-87463-203-1。
- ONTOMO MOOK『世界のオーケストラ名鑑387』音楽之友社、2009年。