ジャコモ・マンズー
1908-1991, イタリアの彫刻家
ジャコモ・マンズー(イタリア語:Giacomo Manzù、1908年12月22日-1991年1月17日)は、イタリアの彫刻家。本名はジャコモ・マンゾーニ(Giacomo Manzoni)。ベルガモ出身。
生涯
編集靴職人の父親を見て育ち、さまざまな職人のアトリエのもとで働いた経験を持つ。ミラノに居を構えてからは、ローマやヴェネツィアで行われた美術の大会で賞を受賞する。また、バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂の扉の彫刻を制作した事でも有名である。
以降はレーニン平和賞を受賞するなど実績を重ね、ベルリンやモスクワでも展覧会を開催して、ニューヨークの美術館でも行われた。日本では1984年に展覧会が開催、以来各地で行われている。
作品
編集- 「死の扉」(サン・ピエトロ大聖堂)
- 「愛の扉」(ザルツブルク大聖堂)
- 「キリスト磔刑」
- 「オデュッセイアの城塞」
- 「テーベ、アンダンテ、ヴィヴィーチェ・コン・ブリオ」
- 「恋人たち」
- 「聖母の死」