ジャック・ワーナー (政治家)

オースティン・”ジャック”・ワーナー英語: Austin "Jack" Warner1943年1月26日- )は、トリニダード・トバゴ政治家実業家

ジャック・ワーナー
Jack Warner
元イギリス首相ゴードン・ブラウン(左)と(2009年)
生年月日 (1943-01-26) 1943年1月26日(81歳)
出生地 イギリストリニダード・トバゴリオ・クラロ
出身校 西インド諸島大学
前職 教師
所属政党 独立自由党(ILP)

トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ国家安全保障大臣
内閣 カムラ・パサード=ビセッサー内閣
在任期間 2010年5月28日 - 2013年4月21日
大統領 ジョージ・マックスウェル・リチャーズ
アンソニー・カルモナ

トリニダード・トバゴの旗 統一国民議会議員
選挙区 チャグアナス・ウェスト
在任期間 2007年11月5日 - 2013年4月26日
得票差 18,352(93%)
2010年5月24日

在任期間 1990年 - 2011年
後任者 ライル・オースティン
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歴史の教師であったワーナーは国家安全保障大臣を務め、2007年11月から2013年4月26日まで国会議員であった。かつて、トゥナプナ英語版を本拠地としていたプロサッカークラブジョー・パブリックFC英語版のオーナーであった[1]

2011年に停職と実質的に解任されるまで国際サッカー連盟(FIFA)副会長および北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)会長を務めた[2][3]

経歴 編集

ワーナーは1983年からFIFA理事会の一員であり、1990年からCONCACAF会長であった。2011年の春にCONCACAF会長に再選された[4]。任期中、ワーナーは一部は1980年代に遡る数多くの汚職疑惑に関係した[5]。2011年5月24日、FIFAの倫理委員会は少なくとも3つの異なる汚職および収賄罪についてワーナーに対する公的手続きを開始した[6]。2011年5月29日、ワーナーおよびモハメド・ビン・ハマムは、汚職疑惑の調査の結果が出るまで、FIFAの倫理委員会によってサッカーへの全ての関与を暫定的に停止された[7]

2011年6月20日、FIFAはワーナーが国際サッカーにおける全ての地位から辞職すると発表した[8]。ワーナーはもはやFIFAの一員ではないため、FIFAは全ての倫理違反への調査を終了し、「ワーナー氏の自主退職の結果、彼に対する倫理委員会の全ての手順は閉じられ、推定無罪は保たれる」と述べた[9]

2013年4月18日、CONCACAFはワーナーが率いていた体制の出来事について公正委員会の報告書を発表した。公正委員会は「ワーナーがCONCACAFおよびFIFAに対して不正行為を働いた」と結論付けた[10]

2015年、チューリッヒにおけるFIFA年次総会の前にワーナーと数名のFIFA職員が逮捕され、「有線通信不正行為、ゆすり、マネーロンダリング」の罪で告発された[11]

脚注 編集

外部リンク 編集