全日本ヨーヨー選手権大会(ぜんにほん-せんしゅけんたいかい)は競技ヨーヨーの日本全国大会。通称JN。英語名は「Japan National Yo-Yo Contest」(ジャパン・ナショナル・ヨーヨー・コンテスト)。

全日本ヨーヨー選手権大会
Japan National Yo-Yo Contest(英語)
開始年 2007
主催 日本ヨーヨー連盟
公式サイト
2019年全日本ヨーヨー選手権大会
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概要 編集

予選は1分間のフリースタイル(自由演技)によって行われる。

各地区大会で上位に入賞した者にはこの大会へのシード権が与えられる。ルールは、これらの地区大会と共通である。また、各A部門で優勝すると世界大会へのシード権を獲得する。

歴史 編集

UTYJ以前 編集

現在の日本ヨーヨー連盟の元となる組織が現れるまでは株式会社バンダイによる「JCS」(Hyper Yo-Yo Japan Championships)が開催されていた。1997年10月26日にはバンダイ主催の「第1回ハイパーヨーヨー・ジャパン・チャンピオンシップ」が開催された[1]。また、1998年9月13日にJYYAが「ジャパン・ヨーヨー・コンテスト 1998」を開催した[2]。この頃は、まだ私企業によるハイパーヨーヨーの販促の大会という位置づけだった。

UTYJ時代 編集

運営実行委員の長谷川貴彦を中心として「日本ヨーヨーチーム連合」(United Teams of Yo-Yo Japan、UTYJ)が設立された。「プレイヤー主導のコンペティティブな、メーカー制限のない大会」を理念として、1999年12月26日に初の大会「Yo-Yo Competition vol.01」を開催した。これが事実上の現在の全日本選手権に繋がる最初の大会である。その後、2000年11月19日に地区予選大会を開催するようになり、2002年まで続いた[3]

バンダイと関係の深いJYYA側も2001年11月4日に「2001 JYYAヨーヨーコンテスト」を開催した。JYYAはこれ以降、全国的な選手権は開催していない。

運営ホストの長谷川貴彦、三居弘典、小林典弘の3人が大会運営に関わり辛くなってきたため、2002年3月31日の全日本選手権を最後にUTYJは解散し、同時に「日本ヨーヨーコンテスト委員会」(Japan Yo-Yo Contest Committee、JYCC)が発足した[4]

JYCC時代 編集

石黒友也、荒牧淳、川田祐、渡邉富之の4人が運営ホストになり、UTYJの三居弘典が引き続き運営責任者として続投した。大会は2002年12月27日のイーストジャパン大会を皮切りに「2003ジャパンリーグ」を開催。

2003年3月30日に「2003ジャパン・ナショナル・ヨーヨー・コンテスト」を開催した。

2006年10月より「日本ヨーヨー連盟」(JYYF)へと移行。現在開催されているヨーヨーの全日本選手権へと繋がる。

開催競技 編集

1Aから5Aまでの優勝者のみが「ヨーヨーの日本チャンピオン」として認定される。

  • フリースタイル
    • 1A部門
    • 2A部門
    • 3A部門
    • 4A部門
    • 5A部門
  • チーム部門
  • ラダー部門
  • Mods部門

地区予選大会 編集

現行の大会では下記の地区予選大会が開催されている。

  • 日本ヨーヨー選手権 東日本地区大会Aブロック
  • 日本ヨーヨー選手権 東日本地区大会Bブロック
  • 日本ヨーヨー選手権 中部地区大会
  • 日本ヨーヨー選手権 北海道地区大会
  • 日本ヨーヨー選手権 九州地区大会
  • 日本ヨーヨー選手権 西日本地区大会

出典 編集

関連記事 編集

外部リンク 編集