ジャン=ロドルフ・カールス

ジャン=ロドルフ・カールス(Jean-Rodolphe Kars, 1947年3月15日 - )は、インド出身のピアノ奏者[1][2][3]

コルカタの生まれ。父グスタフは、上海生まれの音楽学者で、1938年にオーストリアからインドに亡命してきたユダヤ人であった。1歳の時にフランスに移り住み、7歳からピアノを学び始める。1958年から1964年までパリ国立高等音楽・舞踊学校ジャン・ドワイアンとジャンヌ・マルションにピアノを学び、ジュリアス・カッチェンやジャン・ファッシーナらの薫陶も受けた。1966年のリーズ国際ピアノ・コンクールでは4位入賞し、1968年にはオリヴィエ・メシアン国際ピアノ・コンクールで優勝した[4]。1977年にカトリックに改宗。1986年に演奏活動から身を引き、聖職者に転職した。

脚注 編集

  1. ^ ジャン=ロドルフ・カールス - Discogs
  2. ^ Testimony of Father Jean-Rodolphe Kars”. 2017年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
  3. ^ ドビュッシー、メシアン:ピアノ作品集 [直輸入盤]”. 2017年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。
  4. ^ Le Père Kars nous parle d'Olivier Messiaen, et des oiseaux”. 2017年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月1日閲覧。