ジャービル・アル=ムバーラク・アッ=サバーハ
ジャービル・アル=ムバーラク・アッ=サバーハ(アラビア語: جابر المبارك الصباح, 英語: Jaber II Al-Sabah、1860年 - 1917年2月5日)は第8代目クウェート国首長(在位1915年 - 1917年)でサバーハ家当主。なお、現在までの歴代首長に同名の首長が2人いるので「世界王朝王名総覧」では『ジャービル2世』と表記。
父はムバラク大首長。子はアブドゥッラー、アフマド首長(第10代目クウェート首長)。父の晩年に関係が悪化したサウジアラビアのアブドゥルアズィーズ・イブン=サウードとの関係修復に尽力するが、病弱なために在位2年で病死。首長位は弟のサーリム首長が継承。
参考文献
編集- 「世界王朝王名総覧」(1998年9月30日、東洋書林)
- 広瀬隆「世界石油戦争」(2002年6月30日、NHK出版)