ジョン・ド・クリントン (初代クリントン男爵)
初代クリントン男爵ジョン・ド・クリントン（英語: John de Clinton, 1st Baron Clinton、1258年頃 - 1310年頃）は、イングランドの貴族。
| ジョン・ド・クリントン John de Clinton | |
|---|---|
| 初代クリントン男爵 | |
 クリントン男爵の紋章 | |
| 在位 | 1299年 - 1310年頃 |
| 出生 |
1258年頃 |
| 死去 |
1310年頃 |
| 配偶者 | イダ・ド・オーディングセルズ |
| 子女 |
ジョン ウィリアム ジョアン |
| 家名 | クリントン家 |
| 父親 | トマス・ド・クリントン |
| 母親 | モード・ブレイスブリッジ |
経歴 編集
1258年頃にトマス・ド・クリントンとその妻モード（旧姓ブレイスブリッジ）の息子として生まれる。父の跡をついでウォリックシャー・マックスストックの領主となる[1]。
エドワード1世の起こしたスコットランドやフランスとの戦争に従軍した[1][2]。
1299年2月6日の議会招集令状でクリントン男爵として議会に召集された[1][2]。1300年から1301年にかけてはウォリックシャーのシェリフとナイトを務め、同年の議会もその資格で議員となっている[1][2]。
1308年にはウォーリングフォード城の城守（Constable）を務めた[1][2]。
1310年頃に死去。クリントン男爵位は長男ジョン・ド・クリントンが継承した[1][2]。
家族 編集
1290年頃にウィリアム・ド・オーディングセルズの娘イダと結婚。彼女との間に以下の2男1女を儲けた[2]。
- 長男ジョン・ド・クリントン（1300年頃 - 1335年頃） - 2代クリントン男爵位を継承
- 次男ウィリアム・ド・クリントン（1304年頃 - 1354年頃） - 初代ハンティンドン伯に叙される
- 長女ジョアン・ド・クリントン（生没年不詳） - サー・ハモン・マーシーと結婚
脚注 編集
注釈 編集
出典 編集
- ^ a b c d e f Lundy, Darryl. “John de Clinton, 1st Lord Clinton” (英語). thepeerage.com. 2016年7月5日閲覧。
- ^ a b c d e f Heraldic Media Limited. “Clinton, Baron (E, 1298/9)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年7月5日閲覧。
| イングランドの爵位 | ||
|---|---|---|
| 爵位創設 | 初代クリントン男爵 1299年 - 1315年 |
次代 ジョン・ド・クリントン |