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スウェーデンの地方(スウェーデンのちほう、ランドスカープsv:Landskap)は、スウェーデンにおける古い政治的区分に由来する地理上の分類である。日常生活中では、天気予報やニュース番組では地方名としてのランドスカープが頻繁に使用される。スウェーデン人の出身地は、県名ではなくランドスカープ名で表されることが多い。日本令制国に近い存在である。

ランドスカープの境界編集

スウェーデンの地方の境は、行政区分であるスウェーデンの県(レーンランスティング)の境と必ずしも一致していない。日本のように、いくつかのをまとめたものが地方になるわけではない。

ランドスカープの由来編集

ランドスカープは古い政治的区分に由来しており、それぞれ独自の文化的特徴をもあわせもつ。各地方の出身者はその地方独特の方言歴史を同じ地方の出身者と共有する。歴史的経緯から南部4地方(スコーネ、ブレーキンゲ、スモーランド、ハッランド)の方言は特徴的で、特にスコーネ地方の方言は言語学においてもデンマーク語の東方方言に組み入れた方が論理的であるという説もある。

ランドスカープはその起源を、ルーン文字で書かれた碑文などにより、先史時代にまで遡る事ができ、中世時代には多くのランドスカープが独立した行政・司法単位として機能していた。ランドスカープの長であるラーグマン (sv:Lagman) はその地方の行政長官としてだけでなく、裁判官としての役目も持っていた。現在でも当時の裁判管区 (sv:Härad) の名前が地名として残っている地方がある。(例、ヴェステルイェートランド地方のシューヘーラッド)

ランドスカープの一覧編集

関連項目編集