スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー

スティーラーズ・ホイールのシングル

スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー」(Stuck in the Middle with You)は、英国のロックバンド、スティーラーズ・ホイール英語版が1972年に発表した楽曲。

スタック・イン・ザ・ミドル・ウィズ・ユー
スティーラーズ・ホイール英語版シングル
初出アルバム『Stealers Wheel
B面 José
リリース
録音 ロンドンアップル・スタジオ
ジャンル ロック
時間
レーベル A&Mレコード
作詞・作曲 ジョー・イーガン
ジェリー・ラファティー
プロデュース リーバー・ストーラー・プロダクション
チャート最高順位
ミュージックビデオ
「Stuck in the Middle with You」 - YouTube
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概要 編集

作詞作曲はジョー・イーガンとジェリー・ラファティー。録音はロンドンアップル・スタジオで行われた。リード・ボーカルはジェリー・ラファティーで、ジョー・イーガンがハーモニー・ボーカルをつけている。プロデューサーは ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーが務めた。

1972年発売のファースト・アルバム『Stealers Wheel』に収録された[2]。翌1973年4月27日にシングルカットされると[1]、世界各国でヒットした。

本国イギリスでは8位、カナダは2位、ベルギーで6位、オランダで8位、オーストラリアで16位を記録した。アメリカでは1973年5月12日付のビルボード・Hot 100で6位を記録[3]。イージーリスニング・チャートは13位を記録。ビルボードの1973年の年間チャートでも30位を記録した。

ジェリー・ラファティーは1972年から1973年にかけて一時的にグループを脱退していたため、プロモーションビデオではジョー・イーガンが口パクで歌っている。

クエンティン・タランティーノ監督・脚本の1992年の映画『レザボア・ドッグス』に使用されたことで90年代以降さらに広く知られるようになった。ミスター・ブロンド(マイケル・マドセン)は拉致した警官に拷問を加える前にラジオを付ける。K-ビリー(スティーブン・ライト)がDJを務める番組「K-Billy's Super Sounds of the Seventies Weekend」から本作品が流れ、ミスター・ブロンドは警官の耳をそぎ落とす。

シェリル・クロウの「オール・アイ・ワナ・ドゥ」(1993年)のアレンジは本作品を元にしている[4]

脚注 編集