スタッド・レイモン・コパ

フランスのサッカースタジアム

スタッド・レイモン・コパ(Stade Raymond Kopa)は、フランスアンジェにあるサッカー専用スタジアム。リーグ・アンに所属するアンジェSCOのホームスタジアムである。

スタッド・レイモン・コパ
Stade Raymond Kopa

地図
スタッド・レイモン・コパの位置(ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏内)
スタッド・レイモン・コパ
スタッド・レイモン・コパの位置(フランス内)
スタッド・レイモン・コパ
施設情報
所在地 フランスの旗 フランス アンジェ ピエール=ドゥ=クーベルタン大通り49000
開場 1912年
拡張 1957年、1993年、2010年、2018年
所有者 アンジェ
グラウンド ハイブリッド芝
ピッチサイズ 105m × 68m
旧称
スタッド・ベソンヌー(1912-1957)
スタッド・ムニシパル(1957-1968)
スタッド・ジャン=ブワ(1968-2017)
使用チーム、大会
アンジェSCO(1919-)
収容人員
19,800人

スタジアムの名称はアンジェSCOでプロキャリアをスタートさせた元フランス代表レイモン・コパから取られたもの。

概要 編集

1912年、地元アンジェ出身の実業家ジュリアン・べソンヌーによってスタジアムは建設された。アンジェ自治体がスタジアムを買収する1957年まで彼の名を冠してスタッド・べソンヌー(Stade Bessonneau)と呼ばれ、自治体運営下の1960年代にスタジアムから陸上トラックが取り除かれてサッカー専用スタジアムとなった。陸上トラック撤廃の次にサン=レオナールスタンドが新設されると、スタジアム名がスタッド・ジャン=ブラン(Stade Jean-Blain)に変更され、収容人数は21,000人近くまで増大した。

1993年、クラブのディビジョン・アン昇格を見据え、新たなスタンドであるコロンビエスタンド建設に伴い、スタジアムの大規模な改修が敢行された。その後、2010年にもクーベルタンスタンドを付設し、これによりピッチの4面全てが屋根付きスタンドかつ全席固定のスタジアムへと置き換えられた[1]

2017年3月6日、元フランス代表レイモン・コパが死去したことを受けて当時のアンジェ市長がスタジアムの名前に彼の名前を加えることを検討していると発表し[2]、同年3月27日、市議会の全会一致のもとスタッド・レイモン・コパ(Stade Raymond Kopa)に変更された[3]

2018年5月、クラブと自治体が35年間の長期融資計画を発表し、スタジアムの大規模改修に乗り出したことを公表した[4]

ギャラリー 編集

脚注 編集

  1. ^ Une nouvelle tribune Coubertin de 5 400 places” (フランス語). Angers SCO. 2023年2月5日閲覧。
  2. ^ SCO Angers : le maire favorable à un stade Raymond-Kopa” (フランス語). L'Équipe. 2023年2月5日閲覧。
  3. ^ Angers : Le stade Jean-Bouin devient Raymond-Kopa” (フランス語). L'Équipe. 2023年2月5日閲覧。
  4. ^ En Noir et blanc Angers SCO”. 2023年2月5日閲覧。

外部リンク 編集