スタンサーブ(Stansaab AS)は1971年スウェーデンストックホルム郊外のバルカビイ(Barkarby)で設立されたスタンダルド・ラジオ・オック・テレフォーン株式会社(Standard Radio & Telefon AB、SRT)、自動車及び航空機製造業者サーブ=スカニア社(Saab Scania)と国有のスウェーデン開発社(Swedish Development Company)のジョイントベンチャー企業である。スタンサーブ社は商用と航空業務分野でのリアルタイムのデータ処理に焦点を当てていた。[1] 1972年にスタンサーブ社はファシット社のデータ端末部門を傘下に収めた。 [2]

1978年にスタンサーブ社はサーブ社のデータ・サーブ部門と統合されデータサーブ社となった。[3] 1981年エリクソン社は電気通信分野の成長率がIT分野よりも低いと判断し、データサーブ社を傘下に収めて自社の2部門と統合してエリクソン・インフォメーション・システムズ社(Ericsson Information Systems、EIS)を設立した。[4]

スタンサーブ社の最も成功した製品の一つはデータ端末アルファスコープ製品であった。[2]

出典 編集

  1. ^ Flightglobal archive 1972”. 2008年10月29日閲覧。
  2. ^ a b Göte Wiklund. “A history of the Alfaskop terminal” (Swedish). 2008年10月29日閲覧。
  3. ^ Short history of SRT, Stansaab and Datasaab” (Swedish). 2008年10月29日閲覧。
  4. ^ Enrico Baraldi. “Ericsson, the Technology Integrator for the Office of the Future: EIS AB and Dreams on Computer-Telecom Convergence in the 1980s”. Department of Business Studies, Uppsala University. 2008年10月29日閲覧。