点刻
(スティップリングから転送)
点刻(てんこく)またはスティップリング(英語: Stippling)とは、小さな点を使用して、固さの程度や陰影をシミュレートするパターンを作成すること。このようなパターンは自然界で発生する可能性があり、これらの効果はアーティストによって頻繁にエミュレートされる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/30/Jar_MET_DP168331_%28cropped%29.jpg/220px-Jar_MET_DP168331_%28cropped%29.jpg)
美術
編集ドローイングやペインティングでは、ドットは淡色の顔料でできており、ペンやブラシで塗られる。ドットの密度が高いほど、見た目の色合いは暗くなり、顔料が表面よりも明るい場合は明るくなる。これは、異なる色のドットを使用してブレンドされた色をシミュレートする点描画に似ているが、それとは異なる[1]。
植物学
編集植物種の説明では、点描は、特に顕花植物の場合、花びらやがく片に発生する自然界で生成される一種のパターン。これらは、しばしば複雑なパターンを生成するアートワークのドットパターンに似ている。例は、カリフォルニア固有のユリであるカロチョルトゥス・ルテウスの花びらの内側の基部に見ることができる[2]。
他用途
編集関連項目
編集参考文献
編集- ^ Ian Simpson (1987). The Encyclopedia of Drawing Techniques. London: Headline. pp. 62–64. ISBN 978-0-7472-0051-2
- ^ C. Michael Hogan. 2009. Gold Nuggets: Calochortus luteus, GlobalTwitcher.com, ed. N. Stromberg Archived 2011-10-04 at the Wayback Machine.
- ^ “Glossary of Forensic Terms”. Alabama Department of Forensic Sciences. U.S. state government. 2018年8月18日閲覧。