スティーヴン・ホッフェンバーグ
スティーヴン・ジュード・ホッフェンバーグ（Steven Jude Hoffenberg、1945年1月12日 - 2022年8月23日）はアメリカ合衆国の実業家、タワーズ・ファイナンシャル・コーポレーションの元会長。後にポンジ・スキームを行っていたことが判明し、1997年に有罪判決を受ける[1]。彼は『ニューヨーク・ポスト』を破産から救い、同紙のオーナーとなった。証券取引委員会は、バーナード・L・マドフによる犯罪が行われるまでは、彼の金融犯罪を「史上最大のポンジ・スキーム事件の一つ」と見做していた[2]。
1987年、ホッフェンバーグは、タワーズ・ファイナンシャル・コーポレーションを支援するためにジェフリー・エプスタインを雇用した。ホッフェンバーグは、ヴィラード・ハウスにエプスタインのオフィスを構えた[3]。
2019年7月、ホッフェンバーグは、エプスタインがポンジ・スキームの「告訴されなかった共謀者」であると述べた[4]。
2022年8月23日、自宅で腐敗した状態で発見された（77歳没）[5]。彼は死の数か月前にはコロナウイルスの陽性反応を報告していた。
参考文献 編集
- ^ Briquelet, Kate (2022年8月25日). “Jeffrey Epstein’s Ponzi Schemer Mentor Found Dead” (英語). The Daily Beast 2022年8月26日閲覧。
- ^ “Arrest of Steven Hoffenberg Announced in New York”. SEC News Digest: p. 2. (1994年2月18日) 2009年3月13日閲覧。
- ^ Ward, Vicky (2011年6月27日). “The Talented Mr. Epstein”. Vanity Fair. New York City: Condé Nast. 2015年6月11日閲覧。
- ^ “Ponzi Scheme Victims Say Epstein Swindled Them”. Daily Beast (2019年7月14日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ Archive, View Author (2022年8月25日). “Steven Hoffenberg, Epstein mentor and one-time New York Post manager, found dead” (英語). New York Post. 2022年8月26日閲覧。