ストレングネーススウェーデン語: Strängnäs)は、スウェーデンセーデルマンランド地方ストレングネース市にある街で、同市の中心地。2020年の人口は15,363人[1]

ストレングネース
市街を南から見る
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ストレングネースの位置(スウェーデン内)
ストレングネース
ストレングネース
北緯59度22分00秒 東経17度02分00秒 / 北緯59.36667度 東経17.03333度 / 59.36667; 17.03333座標: 北緯59度22分00秒 東経17度02分00秒 / 北緯59.36667度 東経17.03333度 / 59.36667; 17.03333
 スウェーデン
地方 セーデルマンランド地方
セーデルマンランド県の旗 セーデルマンランド県
ストレングネース市
面積
 • 合計 6.53 km2
人口
(2020年12月31日)[1]
 • 合計 15,363人
 • 密度 1,968人/km2
等時帯 UTC+1 (CET)
 • 夏時間 UTC+2 (CEST)

メーラレン湖に面している。1291年に建てられ、後にカトリックからルター派に改宗したストレングネース大聖堂英語版が街のランドマークになっている。

歴史 編集

1120年の文献にDioceseとして初めて登場する。それによると街は海峡に面したいくつかの丘に築かれており、その中でも「ミル・ヒル」と「カテドラル・ヒル」の二つが知られている。ストレングネースという名は古ノルド語のstrengr(狭い海峡)とnes(高地、丘陵)の二語から来ている。1250年ごろに修道院ができ、1291年に大聖堂が完成した。この2つを中心に街は発展してきた。

1336年、国王マグヌス4世から都市憲章が与えられると、ストレングネースには議会や市場が設置されセーデルマンランド地方の主要都市になった。1523年にはこの地で改革者のローレンティウス・アンドレアとオラウス・ペトリによって国王にグスタフ1世が選出され、スウェーデン史上重要な場所になった。その後、専門教育を受けた者たちが1626年にトーマス体育館を建て、それは現在国内で二番目に古い体育館になっている。

街はゆるやかに発展してきたが、一時期エネルギッシュな司教が登場したことでペースが加速した。1871年には大火に見舞われたが復興を遂げ、このとき現在の街並みがつくられた。

現在、ストレングネースには欧州ルート20号線が通り、ストックホルムセーデルテリエエスキルストゥーナなどのベッドタウンになっている。

姉妹都市 編集

ギャラリー 編集

脚注 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集