スヌード
概要
編集スヌードとは、当初は、スコットランドなどで未婚女性が付けた網状のヘアバンドだった[1]。
その後、犬の耳カバー(後述)としての呼び名になる[1]。
そして、2010年代の日本では、防寒兼ファッションアイテムとしての、マフラーの端をなくし筒状にしたような形状の首に巻くものを指すことが増えた。素材はニットやファー(毛皮)などで、長さ、太さも多種[1]。
犬用スヌード
編集工業用スヌード
編集英語圏では、工場などで帽子の下に被るためのネットもスヌードと呼ぶ[3]。
英語圏におけるネックウォーマー
編集英語圏では、日本におけるネックウォーマーの類も含めてスヌードと呼ぶこともある。
防寒のためスポーツの世界でも着用する選手もいるが、激しい接触プレーがあるサッカーでは危険性が指摘された。
2011年3月5日、国際サッカー評議会は、同年7月1日付けで試合中のネックウォーマーの着用を禁止することを決定した[4][5]。
脚注
編集- ^ a b c 山陽新聞 (2010年10月18日). “「スヌード」がブーム 女性ファッションとして注目、品薄状態”. 47NEWS. 2010年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月3日閲覧。
- ^ スヌード【snood】の意味 - goo辞書(デジタル大辞泉)
- ^ “SmartGuard Beard Snood | | Food Industry Workwear | Disposable Workwear | Protective Workwear | Personal Protective PPE”. Protec Direct. 2012年2月3日閲覧。
- ^ Agencies. “Snoods banned but Fifa to continue goalline technology testing | Football | guardian.co.uk”. Guardian. 2012年2月3日閲覧。
- ^ ワールドサッカーキング (2011年3月6日). “ユーロ2012でも審判5人制が採用。ネックウォーマー使用禁止も決定”. サッカーキング. 2011年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月3日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- スヌードの巻き方 - イタリアで作ったストールとマフラーのお店