セクシーデビル/悪魔はTバックがお好き

セクシーデビル/悪魔はTバックがお好き』(原題:Evil Toons)は、フレッド・オーレン・レイが脚本・監督を務めた1992年の実写と成人アニメが融合した英語版コメディホラーB級映画[1]

セクシーデビル
悪魔はTバックがお好き
Evil Toons
監督 フレッド・オーレン・レイ
脚本 フレッド・オーレン・レイ
製作 フレッド・オーレン・レイ
Victoria Till
出演者 デビッド・キャラダイン
Monique Gabrielle
Madison Stone
Stacey Nix
ディック・ミラー
音楽 Chuck Cirino
撮影 Gary Graver
編集 Greg Shorer
製作会社 American Independent Productions
Curb/Esquire Films
配給 Prism Entertainment Corporation
公開
上映時間 90分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $140,000
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本作は、従来のお化け屋敷映画を軽く揶揄した作品でもある[2]

あらすじ 編集

古い屋敷の清掃作業のために雇われた10代の少女たち4人組が、屋敷で金曜の一夜を過ごすことになる。その夜、ギデオン・フィスクという奇妙な男が、古い魔導書を届けにやってくる。彼がいなくなった後、彼女たちはその本を調べ、奇妙な悪魔のスケッチでいっぱいであることを発見する。

本の中の呪文を読むと、絵の1つが本から現れてしまう。そうとは気づかずに、ロクサーヌ以外の3人は2階の寝室に行き、ロクサーヌは彼氏のビフを待つことにする。カートゥーンの悪魔はロクサーヌを殺し、彼女に成りすますと、後からやって来たビフや彼女たちを雇った不動産会社社長のバートを殺していく。そして、残りの少女たちを殺害し始めるが、ギデオンが、悪魔を退治するために戻ってくる。唯一生き残った女の子のミーガンは、暖炉に魔導書を投げ込み、焼却して悪魔の存在を消し去る。

翌朝、ギデオンが去り、悪魔による犠牲者たちが生き返る中、ミーガンは屋敷の隣人であるヒンチローが土曜日の朝のアニメ英語版を見られるようにと携帯テレビを持ってきたことに恐怖の叫び声を上げる。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替

製作 編集

本作は8日間で撮影された[3]

公開・マーケティング 編集

2010年5月4日、インフィニティ・エンターテインメント・グループは、20周年記念版DVDを発売した[4]

評価 編集

本作には否定的なレビューが多数寄せられている。Rotten Tomatoesにおいては、7本のレビューに基づいて29%のスコアを記録し、3.29/10の平均評価となっている[5]。Creature Featureは5つ星のうち星2つを与え、「映画には申し訳ないが、キャラダインとミラーの才能を無駄にしている」と評価した[6]

出典 編集

  1. ^ Evil Toons DVD Review Kritik | GruselSeite.com”. 2010年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月27日閲覧。
  2. ^ Motion Picture Purgatory: Evil Toons
  3. ^ Topel, Fred (2014年10月27日). “After Midnight: Fred Olen Ray on Strip Clubs & Chainsaw Hookers”. Crave Online. 2017年1月1日閲覧。
  4. ^ Evil Toons - 20th Anniversary Edition
  5. ^ Evil Toons - Rotten Tomatoes(英語)
  6. ^ Stanley, J. (2000) Creature Feature: 3rd Edition

外部リンク 編集