セラチア属

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セラチア属Serratia Bizio)はグラム陰性の非芽胞形成通性嫌気性桿菌真正細菌の一属。名称はイタリアの科学者セラフィノ・セラティに因む。

セラチア属
Serratia marcescens 01.jpg
分類
ドメ
イン
: 真正細菌 Bacteria
: プロテオバクテリア門
Proteobacteria
: γプロテオバクテリア綱
Gammaproteobacteria
: 腸内細菌目
Enterobacteriales
: 腸内細菌科
Enterobacteriaceae
: セラチア属
Serratia
学名
Serratia
Bizio 1823
  • S. marcescens
  • S. proteamaculans

土壌、水中、動植物中にみられる。ブタンジオール発酵を行い、フォーゲス・プロスカウエル(VP)テスト陽性である。オルニチンデカルボキシラーゼを持ち、ソルビトールを代謝できるが乳糖は利用できない。体温付近で最も増殖し、GC比は52から60。鞭毛を持ち運動性がある。エンテロバクター属、クラブシェラ属に遺伝的に近い。プロディジオシンと呼ばれる赤い色素を生産する特長を持つ。薬剤耐性を持つ株があり弱い毒性を持つ。院内感染の原因菌の一つ。

脚注編集

  1. ^ Centers for Disease Control and Prevention. “Public Health Image Library (PHIL)”. 2015年2月18日閲覧。

参考文献編集

  • Brock 『微生物学』 (2003年)