ソユーズ MS-26は2024年9月11日にバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられるロシアのソユーズの有人飛行[1][2][3]

ソユーズ MS-26
名称ISS 72S
任務種別ISSへの有人ミッション
運用者ロスコスモス
ウェブサイトen.roscosmos.ru
任務期間180日(計画)
特性
宇宙機種別ソユーズMS
製造者RKKエネルギア
乗員
乗員数3
乗員
任務開始
打ち上げ日2024年9月11日(計画)
ロケットソユーズ 2.1a
打上げ場所バイコヌール宇宙基地31番射点
打ち上げ請負者プログレス国家研究生産ロケット宇宙センター
任務終了
着陸日2025年3月(計画)
着陸地点カザフステップ
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
傾斜角51.66°
ISSのドッキング(捕捉)
ドッキング ラスヴェット 天底
ドッキング(捕捉)日 2024年9月11日(計画)
分離日 2025年3月(計画)

クルー 編集

アメリカの宇宙飛行士ドナルド・ペティは、少なくとも一人以上のアメリカ人とロシア人のクルーがISSに搭乗しているようにするためのソユーズ=ドラゴン乗員交換システムの一環としてアレクサンドル・ゴルブノフ英語版と交代した。これによって、米ロ両国が宇宙ステーション上に存在することが保証され、ソユーズまたは商業乗員宇宙船が長期間飛行停止となった場合でもそれぞれの異なるシステムを維持することが可能となる[4][3]

正クルー 編集

地位 乗組員
指揮官   アレクセイ・オヴチニン英語版, ロスコスモス
第71/72次長期滞在
4[注釈 1]回目の宇宙飛行
フライトエンジニア   イワン・ワグネル英語版, ロスコスモス
第71/72次長期滞在
2回目の宇宙飛行
フライトエンジニア   ドナルド・ペティ, NASA
第71/72次長期滞在
4回目の宇宙飛行

予備クルー 編集

地位 乗組員
指揮官   セルゲイ・リジコフ, ロスコスモス
操縦士   セルゲイ・ミカエフ英語版, ロスコスモス
フライトエンジニア   TBA, NASA


脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 搭乗していたソユーズ MS-10カーマン・ラインを超えずに中断されたが、NASAではこれも1回に数えている。ロシア宇宙局はカーマン・ラインの定義を採用している[5]

出典 編集

  1. ^ Zak, Anatoly (2023年2月13日). “Space exploration in 2023”. RussianSpaceWeb. 2023年2月16日閲覧。
  2. ^ Better Late Than Never: New ISS Crew Prepares to Fly, All-Female EVAs Possible in October - AmericaSpace” (英語). www.americaspace.com (2023年9月10日). 2024年3月12日閲覧。
  3. ^ a b Госкорпорация «Роскосмос»”. Telegram. 2024年3月12日閲覧。
  4. ^ Rogozin says Crew Dragon safe for Russian cosmonauts”. SpaceNews (2021年10月26日). 2021年12月17日閲覧。
  5. ^ Gebhardt, Chris (2019年3月14日). “Soyuz MS-12 docks with the Space Station – NASASpaceFlight.com”. NASASpaceflight.com. https://www.nasaspaceflight.com/2019/03/russian-americans-soyuz-ms-12-station/