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ソートレル(Sauterelle)とは爆弾を投射するためのクロスボウである。フランス語でバッタを意味するこの兵器は、第一次世界大戦中の西部戦線にて、フランス陸軍とイギリス陸軍により使用された。制式名称はArbalète sauterelle type A(Aタイプ・バッタ型クロスボウ)。この兵器は高い軌道を描いて敵の塹壕内へと手榴弾を投げ込むよう設計されていた。当初この兵器はフランス陸軍から見離されたが、アンリ・マティアス・ベルトロ将軍はこれに実用価値があると考えた[1]。これはリーチ・トレンチ・カタパルトより軽量で携行しやすかったが、投射力は弱かった。この兵器の重量は24kgで、F1手榴弾ミルズ型手榴弾を約110mから140mほど投射できた[2]

ソートレル
Sauterelle 1915.jpg
おそらく1915年に撮影された、フランス人兵士とソートレル。
種類 クロスボウ
原開発国 フランス
運用史
配備期間 1915年から1916年
配備先 フランス
イギリス
関連戦争・紛争 第一次世界大戦
開発史
製造期間 1915年から1916年
諸元
重量 24kg
要員数 2名

有効射程 110mから140m
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イギリス陸軍のソートレルはそれまでのリーチ・トレンチ・カタパルトに替って使われるようになったが、それも1916年までには2インチ中迫撃砲ストークス・モーターに換わった[3]

脚注編集

  1. ^ Glenn E. Torrey (2001). Henri Mathias Berthelot: soldier of France, defender of Romania. Center for Romanian Studies. p. 119. ISBN 9739432158. 
  2. ^ The Royal Engineers Journal (The Institution of Royal Engineers) 39: 79. (1925). 
  3. ^ Hugh Chisholm (1922). The Encyclopædia Britannica: The New Volumes, Constituting, in Combination with the Twenty-nine Volumes of the Eleventh Edition, the Twelfth Edition of that Work, and Also Supplying a New, Distinctive, and Independent Library of Reference Dealing with Events and Developments of the Period 1910 to 1921 Inclusive, Volume 1. Encyclopædia Britannica Company Limited. p. 470.