タカアミラーゼA(Taka-amylase A)は、コウジカビAspergillus oryzae由来のα-アミラーゼであり、典型的なα-アミラーゼ。

概要 編集

明治27年(1894年)に高峰譲吉Aspergillus oryzaeの小麦(ふすま)に麹菌を働かせた麹麩から、タカジアスターゼを発明した。このタカジアスターゼの原末には、タカアミラーゼA、グルコアミラーゼプロテアーゼリパーゼなどの多くの酵素が含まれていた。1951年赤堀四郎が初めてこの原末からタカアミラーゼAの結晶化に成功し、その30年後(1984年)に、松浦らによってX線結晶構造解析がされた。α-アミラーゼのモデル構造[1]

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ 『澱粉の科学と技術』 ISBN 978-4990528706