タプタプアテア (Taputapuatea) はフランス領ポリネシアライアテア島にあるコミューンで、アベラ (Avera)、オポア (’Ōpoa)、プオヒネ (Puohine) という3地区 (communes associées) を含んでいる。オポア地区にあるタプタプアテアのマラエとその周辺の文化的景観は「タプタプアテア」の名で、2017年にUNESCO世界遺産リストに登録された。

タプタプアテア

Taputapuatea
Marae, Raiatea 2.jpg
Taputapuatea-Commune.png
南緯16度50分15秒 西経151度21分32秒 / 南緯16.83750度 西経151.35889度 / -16.83750; -151.35889
フランスの旗 フランス
海外領邦 フランス領ポリネシアの旗 フランス領ポリネシア
ソシエテ諸島の旗 ソシエテ諸島リーワード諸島ライアテア島
政府
 • 市長
(任期)
トマ・ムタム (Thomas Moutame)
(2014-2020)
面積
 • 合計 88 km2
最高標高
1,017 m
最低標高
0 m
人口
2012年
 • 合計 4,786人
 • 密度 54人/km2
郵便番号
98735
INSEEコード 98750

歴史編集

ライアテア島はポリネシア人最初の定住地とされ[1]、かつては伝説の地「ハヴァイイ」の名を与えられていた[2][3]

アビラ地区ではペトログリフなどが発見されている[1]

オポア地区は伝説上、海の神タンガロア英語版の息子、オロ神 ('Oro) が生まれたとされており[4]、16世紀から17世紀頃の宗教改革の後[3]、そのマラエ(祭祀場)がポリネシアで最重要のものと目されるようになった[5]

2016年2月22日には、フランス領ポリネシアを公式訪問していたフランス大統領フランソワ・オランドが、かつて最重要と目されたオポア地区のマラエ、およびバニラ農園を視察するためにタプタプアテアを訪問した[6]

タプタプアテアのマラエと周辺景観は2017年7月9日に世界遺産リストに登録された[7]

脚注編集

 
ライアテア島とタハア島の地図
  1. ^ a b 地球の歩き方編集室 2017, p. 213
  2. ^ 地球の歩き方編集室 2017, p. 207
  3. ^ a b 太平洋学会 1989, p. 568
  4. ^ P・ベルウッド 1985, p. 87
  5. ^ 地球の歩き方編集室 2017, p. 212
  6. ^ Visite de François Hollande en Polynésie sur le site www.tahiti-infos.com le 22 février 2016.
  7. ^ Huit nouveaux sites inscrits sur la Liste du patrimoine mondial” (2017年7月9日). 2017年7月10日閲覧。

参考文献編集

  • ICOMOS (2017a), ICOMOS Evaluations of Nominations of Cultural and Mixed Properties (WHC/17/41.COM/INF.8B1), http://whc.unesco.org/document/157742 
  • 太平洋学会編 『太平洋諸島百科事典』 原書房、1989年。ISBN 4-562-02036-9 
  • 地球の歩き方編集室編 『地球の歩き方C05 タヒチ イースター島 クック諸島 2017-2018年版』 ダイヤモンド社、2017年。 
  • P・ベルウッド、池野茂訳 『ポリネシア』 大明堂、1985年。