タラスコン駅

フランスの鉄道駅

タラスコン駅フランス語: Gare de Tarascon)は、フランスブーシュ=デュ=ローヌ県アルル郡フランス語版タラスコンにある、フランス国鉄(SNCF)の鉄道駅

タラスコン駅
駅舎
Tarascon
所在地 フランスの旗ブーシュ=デュ=ローヌ県アルル郡フランス語版タラスコン
北緯43度48分04秒 東経4度39分26秒 / 北緯43.80111度 東経4.65722度 / 43.80111; 4.65722 (タラスコン駅)
所属事業者 フランス国鉄(SNCF)
電報略号 87765354
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
開業年月日 1847年10月18日
乗入路線 2 路線
所属路線 タラスコン-セット線フランス語版
キロ程 0.000 km(タラスコン起点)
所属路線 パリ-マルセイユ線フランス語版(タラスコン連絡線)
キロ程パリ・リヨン起点)
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概要 編集

タラスコン市街南部に位置する。路線上はタラスコン-セット線フランス語版パリ-マルセイユ線フランス語版の連絡線が接続しており、セットアヴィニョンアルル方面への列車が発着する。

1950年代まではオルゴン方面への路線フランス語版も存在した。

歴史 編集

初代の駅舎は1848年に開業した。駅舎と周辺のインフラ施設は1944年第二次世界大戦中に空襲により破壊された。駅舎は1960年に再築され、サービスビルが隣に建設し、駅別館は取り壊し、ホーム屋根も一度取り壊し再建した。これらの費用の総額は341 178.17フラン(1960年当時)[1]。同じ1960年にSNCFはミラマスのミシェル・エ・ジョフレ社に駅の業務を委託した。

駅構造 編集

 
プラットホーム

駅構内は3面4線だが、アヴィニョンアルル側でパリ-マルセイユ線連絡線のアヴィニョン方面とアルル方面が複線分岐しているため、中央1面は三角形状の両開き島式ホームの地上駅となっている。傾斜地に造られたため、駅舎はホームの下に位置している。このため、北側(駅舎側)から見ると盛土上の高架駅のように見えるが、南側(駅裏側)から見ると地上駅のように見える。

利用状況 編集

SNCFによると、近年の年間利用者数は以下の通り[2]

年度 2019 2018 2017 2016 2015
旅行者 213,447 196,663 226,304 213,085 219,666
旅行者・非旅行者合計 266,809 245,829 282,880 266,356 274,583

駅周辺 編集

隣の駅 編集

フランス国鉄
TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュールフランス語版英語版
アルル駅フランス語版 - タラスコン駅 - ニーム=ポン=デュ=ガール駅フランス語版
TERオクシタニーフランス語版英語版
アヴィニョン中央駅フランス語版 - タラスコン駅 - ボーケール駅フランス語版/ニーム=ポン=デュ=ガール駅フランス語版

脚注 編集

  1. ^ Direction Régionale des Affaires Culturelles Provence Alpes Côte d’Azur (2010). ARLES, TARASCON, INVENTAIRE DE LA PRODUCTION ARCHITECTURALE ET URBAINE (1900-1980), QUARTIER DES CASERNES (Report) (フランス語). 2020年7月26日閲覧
  2. ^ Fréquentation en gares” (traitement du 2020-11-20 [l'onglet des informations]). 2021年2月27日閲覧。.

関連項目 編集

外部リンク 編集