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2016年11月8日、ソウル中央地方検察庁朝鮮語版に出頭するチャ・ウンテク

車 ウンテク(チャ・ウンテク、朝鮮語: 차 은택1969年12月16日 -)は大韓民国音楽家映像監督実業家。広告会社「アフリカ・ピクチャーズ」社長。2016年に霊媒師崔順実との関係が注目されるようになり、崔らとともに逮捕されている。

略歴編集

チャ・ウンテクは広告界、音楽界、映画界など芸術分野で広く活動する映像の専門家である。1997年、イ・ミンギュのミュージック・ビデオ「お嬢さん」でデビュー。イ・ヒョリの「U-Go-Girl」、BIGBANGの「LIES」、Waxの「化粧を落として」、李承桓朝鮮語版の「懇願」、ブラウンアイズ朝鮮語版の「もう1年」などのミュージック・ビデオを手がけた。SKテレコムの「赤い悪魔シリーズ」やチョン・ウソンチョン・ジヒョンの「2%だけ足りない時」、イ・ヒョリの「アニメモーション」などのCM監督も務めた他、歌手白智榮朝鮮語版の「愛さない」の作詞にも携わっている。2001年・2005年・2006年の三度にわたってゴールデンディスク賞ミュージックビデオ監督賞を受賞し、2002年にはカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルニューメディア部門金賞を受賞している[1][2] [3] [4]

朴槿恵政権大統領秘書室首席秘書官朝鮮語版を務めた金尚律朝鮮語版は母方の叔父にあたる。朴槿恵政権発足後、急速に芸術・芸能界における存在感を高め、2014年8月に大統領直属の文化隆盛委員に任命され、仁川アジア大会の映像監督、ミラノ万博韓国館映像監督、創造経済推進団長など要職を歴任[5] [6]。「文化界の皇太子」と呼ばれるまでになり、その地位を利用して金鍾德や金尚律、宋星珏などの腹心を政府や業界団体の人事に反映させた。青瓦台にもフリーパスで出入りしていた[7]。スポーツ開発院が国民体操として2年間で2億ウォン以上かけて開発した「コリア体操」を直前で自身が関与する「ヌルプム体操」に差し替えたとされる。2015年度に3億5000万ウォンの政府予算がつぎ込まれ朴槿恵大統領も積極的に推進するなど、鳴り物入りでお披露目されたが、朝鮮放送は「知っている人もやってる人も皆無」としている[8]

2016年10月26日、崔順実ゲート事件に関連して、腹心の安鍾範・前政策調整首席秘書と通謀して、通信大手KTの役員に側近を就任させ、自身が実質的支配者であるプレイグラウンドコミュニケーションズをKTの代理店とした職権乱用・権利行使妨害などの疑いで逮捕された[9]。なお、普段はカツラをつけていたため、ソウル拘置所からソウル中央地検送検される最中にカツラなしで現れた際には、一時「替え玉」説も浮上した[10]

学歴編集

脚註編集