チュレリアスペイン語: churrería)は、スペインにみられる飲食店で、チュロスホットチョコレートの専門店である[1][2]

屋台形式のチュレリア(ボイロ
移動式屋台のチュレリア(Japan Expo Sud2012にて)

17世紀以前から存在する営業形態である[1]

スペインではチョコレート文化が日常生活に根付いており、チョコレート消費量の約4割がチョコレート飲料である[2]。また、スペインで最も好まれているチョコレートが「チョコラテ・コン・チュロススペイン語版」と呼ばれる食し方であり、「チュロスを食べながら飲むチョコレート」の意である[2]

チュレリアは、チュロスとホットチョコレートの専門店であり、スペイン人にとって無くてはならない食文化の一つとなっている[2]

チュロスは朝食の定番でもあるため、早朝から賑わっており、ランチタイムや夕食前のコーヒータイムも引き続き賑わう[1]。長さ20センチメートルほどのチュロスを5本から10本ほど飲み物と共に食する[1]。チュロスは何もつけずに食される他、砂糖をまぶす、ホットチョコレートカフェオレに浸すといった食べ方もされる[1]

出典

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  1. ^ a b c d e マラガ/ スペイン”. 世界ふれあい街歩き. NHK (2013年3月26日). 2023年10月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 荒木正子 (2021年1月15日). “スペイン(2)神聖な飲み物から貴族の嗜好品、そして庶民の味へ。チョコレートが身近にあるのはスペインのおかげ?”. カカオの文化. meiji. 2023年10月2日閲覧。