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ツインゴッデスは、1994年12月22日にポリグラムからプレイステーションで発売された格闘ゲーム[1]

ツインゴッデス
ジャンル 格闘ゲーム
対応機種 プレイステーション
開発元 ポリグラム
発売元 ポリグラム
人数 1人
発売日 1994年12月22日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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概要・システム編集

プレイヤーキャラである姉妹ニーナとシリンが実写取り込みのグラフィックであるのに対し、敵キャラはラスボスのカーミラを除いて全てカートゥーンで描かれている。通常技と溜め技を駆使して相手にダメージを与え、相手の「削り」を本作独自のシステムである「マジック・ガード」で耐えるのがこのゲームでの戦い方。コマンド表に載っていない隠し魔法はいずれも強力である。敵キャラは、ガードしても体力を大幅に削る飛び道具、隙のない連携、コンピューターらしい反応と見切りなどでプレイヤーを追い詰めるが、救済措置として難易度を下げればまともに行動しないなど驚くほどAIの性能が下がる。技を当てると種類に応じた賞金が手に入り、こうして入手した賞金を使ってステージの間にあるショップでパワーアップアイテムを買うことができる。

ストーリー編集

地球より遥か彼方、宇宙の果ての小さな星の小さな王国「ラブラディアン」に、平和を妬む暗黒の魔女「カーミラ」と手下の5匹の妖怪達が現れた。カーミラの強大なエネルギーによって、国王ラブ三世は倒されてしまい、ラブラディアンは闇の世界に変わってしまった。そんな中、全能の神ゼウスは魔女カーミラを滅ぼすために、父を失って嘆き悲しんでいた二人の王女、ニーナとシリンに愛と勇気のパワーを授けた。

キャラクター編集

ニーナ
声:永島由子
プレーヤーキャラ。溜め技に特化しており「削り」も強い。本作の対戦では溜め技で一気に相手の体力を削った方が効果的であるため、重宝するキャラ。
シリン
声:住友優子
プレーヤーキャラ。コマンド技に特化しているが、実際の対戦では敵キャラの猛攻についていけないことが多いため、ニーナより性能は劣る。
ノーム・ゴーム
声:龍田直樹
土の妖怪。緑の肌をした老人。もっさりしたジャンプからの連続技、および地面を転がりながらの奇襲攻撃を得意とする。
エルフ・ジーニー
声:永島由子
風の妖怪。色黒の美少女。体力は少ない反面、素早いジャンプ攻撃、広範囲の魔法攻撃、イズナ落としを駆使し、高い攻撃力を発揮する。
レッド・ドーン
声:太田真一郎
火の妖怪。かなり体格が大きく、体力とリーチが高い。突進技主体で攻めてくるパワーキャラ。飛び道具も強力。
ファットマン
声:龍田直樹
水の妖怪。肥満体であり、のんびりした性格で大食い。ジャンプ技の奇襲攻撃と、ウォータービームでの削りが主体。
ゴールドラッシュ
声:置鮎龍太郎
妖怪のリーダー。アラブ風の格好をしたナルシスト。ガードが固くバランスが良いため、敵キャラの中でもかなり強い。
カーミラ
声:緒方恵美
前述のとおりラスボス。飛び道具、ジャンプしての空中突進技などを使用する。倒すと美しい女神として復活する。
店員
ゴブリンで、アイテムショップの店員。入店時に桂三枝のギャグ「いらっしゃ~い」をいちいち挟む。ちなみに取り扱うアイテムで有用なのは体力の最大値が上昇する「モカの実」と体力を回復するポーションぐらいである。

評価編集

16ビット機までは数えるほどしか実例が無かった実写取り込みゲームの新星として期待されていたが、1994年のクリスマス商戦の時期に店頭に並んでいたこの作品を実見していたライターは「まるで80年代のガールズブラックメタルバンドのアルバムが紛れ込んでしまったのではないかという異様な雰囲気を漂わせていた」とゲーム関連ムックに書き立てている。ジャケットに登場していた3人の女性に関してはコーディネートされた理由が不明であり、ゲームファンの中には「メーカー社長の愛人ではないか」と勘ぐるものもいた。実写キャラのスリーサイズは取扱説明書に記載されている。『里見の謎』同様にエンディングの末尾には「TO BE CONTINUED...」というメッセージが表示されるが、どちらのゲームも続編はリリースされておらず、こうした一連の流れを「クソゲーの様式美」と評するライターもいる[1]

参考文献編集

  • 太田出版『超クソゲーVR』(多根清史、阿部弘樹、箭本進一著)118ページから119ページ

脚注編集

  1. ^ a b 株式会社QBQ編 『プレイステーションクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2018年。ISBN 9784865118346 p8-9