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ディヴィジオン・ドヌール1929-1930

ディヴィジオン・ドヌール (エール・アフデーリン)1929-1930はベルギー最上位サッカーリーグの第30シーズン目である。セルクル・ブリュージョワが3回目の優勝を決めた[1]。

ディヴィジオン・ドヌール
エール・アフデーリング
シーズン 1929-1930
優勝 RCSブリュージョワ (2回目)
昇格 SCアンデルレクトワ
RFCブリュージョワ
降格 RRCブリュッセル
RRCガン
試合数 182
ゴール数 716 (1試合平均3.93)
得点王 ベルギーの旗 ピエール・デ・フィッツ (26)

概要 編集

今季でリーグ新記録の26シーズン連続1部在籍となったセルクルは、昨季王者のロイヤル・アントワープFCとレースを繰り広げ、勝ち点1差でこれを制した。しかし、これはセルクルにとって20世紀最後の優勝でもある。昇格組SCアンデルレクトワ (5位)とRFCブリュージョワ (6位)が中位で残留に成功、RRCブリュッセルとRRCガンが降格した。

出場クラブ 編集

クラブマップ
 
ブリュッセル拡大図
赤文字：消滅したクラブまたはスタジアム
 
アントウェルペン拡大図
赤文字：消滅したクラブまたはスタジアム


名前 クラブ番号 ホームタウン ホームスタジアム
SCアンデルレクトワ 35 アンデルレクト スタッド・エミール・ヴェルゼ
RアントウェルプFC 1 アントウェルペン ボサイルスターディオン
RベールショットAC 13 アンヴェール スタッド・オランピック・ダンヴェール
ベルシェン・スポール 28 ベルシェン エト・ローイ
RCSブリュージョワ 12 ブリュージュ スタッド・デュ・CSブリュージョワ
RFCブリュージョワ 3 ブリュージュ スタッド・アルベール・ディセランク
ダリンCBSR 2 モルンベーク スタッド・シャルル・マリ
RRCブリュッセル 6 ユクル スタッド・デュ・ヴィヴィエ・ドワ
RRCガン 11 ガン スタッド・エマニュエル・イール
RスタンダールCL 16 スクレサン スタッド・ドゥ・スクレサン
リールセSK 30 リール リスペルステインウェーフ
RFCマリノワ 25 マリーヌ アフテル・デ・カゼールネ
RCマリーヌSR 24 マリーヌ アントウェルプセステインウェーフ
ユニオン・サン＝ジロワーズSR 10 フォレ＝レ＝ブリュッセル スタッド・デュ・パルク・デュダン

順位表 編集

順 チーム 試 勝 分 敗 得 失 差 点 降格
1 RCSブリュージョワ 26 16 5 5 52 32 +20 37
2 RアントウェルプFC 26 16 4 6 68 42 +26 36
3 RCマリーヌSR 26 14 3 9 49 39 +10 31
4 RベールショットAC 26 13 4 9 53 42 +11 30
5 SCアンデルレクトワ 26 13 2 11 52 44 +8 28
6 RFCブリュージョワ 26 10 7 9 51 47 +4 27
7 ダリンCBSR 26 11 5 10 59 55 +4 27
8 ユニオン・サン＝ジロワーズSR 26 10 6 10 64 65 −1 26
9 リールセSK 26 11 3 12 53 59 −6 25
10 RスタンダールCL 26 10 4 12 54 59 −5 24
11 RFCマリノワ 26 9 3 14 55 56 −1 21
12 ベルシェン・スポール 26 10 1 15 39 50 −11 21
13 RRCブリュッセル 26 7 4 15 33 63 −30 18 ディヴィジオン・アン1930-1931に降格
14 RRCガン 26 4 5 17 34 63 −29 13
出典: Pierre De Vidts

得点ランキング 編集

順位 国籍 選手 クラブ 点数 出場数
1.   ピエール・デ・ヴィッツ（フランス語版） ダリンCBSR 26 26
2.   ギヨーム・ウーレンス RアントウェルプFC 25 21
3.   ライモント・デスメット ダリンCBSR 21 26
4.   ベルナルト・フォールホーフ リールセSK 20 26
5.   ミヘル・ファンデルバーウヘーデ RCSブリュージョワ 18 25
6.   エトモント・モールトハット RCマリーヌSR 16 21
=.   シャルル・カルネワル ユニオンSG 16 25
=.   デジレ・ブールジョワ RFCマリノワ 16 25
=.   ジョルジュ・メルテンス ユニオンSG 16 25
10.   ジェラール・デルベーケ RFCブリュージョワ 15 24
11.   レイモン・ブレン RベールショットAC 14 13
=.   ヴィクトル・フランキニュール ユニオンSG 14 19
13.   ジャン・キャペル RスタンダールCL 13 12
14.   ジャン・ヴァン・リンスフェルト SCアンデルレクトワ 12 19
=.   ロラン・ルカレ RスタンダールCL 12 23
=.   アンドレ・サーイス RCSブリュージョワ 12 26
17.   ロベルト・カーネン RFCブリュージョワ 11 19
=.   ルイ・フェルセイプ RFCブリュージョワ 11 25
=.   デジレ・バスタン RアントウェルプFC 11 26
=.   フェルディナント・アダムス SCアンデルレクトワ 11 26
21.   アドルフェ・ラムブルフ SCアンデルレクトワ 10 23
=.   ジャック・ムシャル RRCブリュッセル 10 24
=.   フスターフ・ファン・フーテム ベルシェン・スポール 10 26

ソース:BelgiumSoccerHistory.com

その他 編集

  • 1930年2月15日、ベルギー代表のレイモン・ブレンがアマチュア規定違反を犯したために出場停止処分を受けた[2]。
  • ベルギーサッカー協会の作業原語がフランス語しかない事への抗議から「フランドルサッカー協会」 (Vlaamse Voetbalbond)が創設され、第二次大戦直前まで活動を続けていた[2]。

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ “Belgium 1929/1930” (英語). WildStat.com. 2023年4月29日閲覧。
  2. ^ a b “L'ENTRE-DEUX GUERRES” (フランス語). ベルギーサッカー協会. 2023年4月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

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