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デンマーク語訳聖書系統図
1524年の新約聖書
1550年のクリスチャン3世の聖書から
1647年のレーゼン=スヴァネ聖書

デンマーク語訳聖書(デンマークごやくせいしょ、英語: Bible translations into Danish)はキリスト教聖書デンマーク語への翻訳を扱う。デンマーク語はデンマークでおもに使われていて、インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)の、ドイツ語オランダ語英語などを含むゲルマン語派ノルド諸語(北ゲルマン語群)東ノルド語に属する。

目次

概要編集

デンマーク語翻訳は、三つの時期に分けて理解することができる[1]

ルター訳聖書のデンマーク語版編集

16世紀には、ルター訳聖書(新約聖書1523年・旧約聖書1534年)の影響が大きく、このドイツ語聖書をデンマーク語へ翻訳が進められた。1524年のクリスチャン2世の新約聖書が出た。1550年にはクリスチャン3世の聖書全書が出て、これは「宗教改革聖書」とも呼ばれて、デンマーク語の言葉は分かり易かった。[2]

レーゼン=スヴァネ聖書編集

17~18世紀には、ルターのドイツ語聖書を離れて、原典(ヘブライ語の旧約、ギリシャ語の新約)からデンマーク語へ翻訳が進められた。1607年には、ハンス・レーゼン(Hans Resen)による「レーゼン聖書」が出版された。原典には忠実であったが、一般人には理解が難しかった。このため1633年にはクリスチャン4世が改訂を試み、1647年には ハス・スヴァネ(Hans Svane)が改訂を行ったが、この「レーゼン=スヴァネ聖書」はやはり理解が難しかった。1819年のフレデリク6世の時期に新約聖書のさらなる改訂が、ずっと遅れて1871年のクリスチャン9世の時期に旧約聖書の改定が行われた。

20世紀の翻訳編集

19世紀には一般人・聖書学者から様々な意見が出された後、20世紀に入ると、1931年には旧約、1948年には新約の新しい翻訳が出版された。1992年には、さらに新しい旧約・新約聖書が出版されて、これが現在デンマーク国教会が採用している聖書であるが[3]、レーゼン=スヴァネ聖書も含めた三種の聖書のどれを使ってもよい。

脚注編集

参照項目編集

外部リンク編集