トゥオイチェー

ベトナムの新聞

トゥオイチェーベトナム語: Báo Tuổi Trẻ、報𢆫稚、意味は「若者[† 1]) は、 ホーチミン市を中心に刊行されているベトナム新聞。 ベトナム国内で最も多く発行されている日刊新聞のひとつである。 本紙はベトナム共産党のホー・チ・ミン共産青年団 (ベトナム語: Đoàn Thanh niên Cộng sản Hồ Chí Minh)ホーチミン市支部の機関紙である。

Báo Tuổi Trẻ
Tuổi Trẻ Logo.svg
種別日刊新聞
所有者ベトナム共産党/ホー・チ・ミン共産青年団
言語ベトナム語
本社所在地 ベトナム ホーチミン市フーニャン区第9坊ホアンヴァンツー通り60A
発行数450,000部[1]
ウェブサイトTuoi Tre Online(ベトナム語版)、Tuoi Tre News(英語版)

日刊の「トゥオイチェー」、週刊の「トゥオイチェー週末版」、月2回刊の風刺雑誌「笑いのトゥオイチェー(Tuổi Trẻ Cười)」のほか、ベトナム語と英語で電子版を刊行している。

歴史編集

刊行開始は1975年9月2日(サイゴン陥落の4ヶ月後)だが、当初はホーチミン市の学生たちによる反米プロパガンダのビラのようなものであり、週3回発行であった。2000年9月1日に週4回発行に、2006年4月2日に毎日発行となった。

事務所編集

タンソンニャット空港にほど近い、ホーチミン市フーニャン区の本社のほか、ハノイゲアンダナンフエクイニョンダラットニャチャンカントーの8都市に支部を持つ。

論調編集

BBCは論調を「革新派」と評している[2]ベトナム共産党当局とは幾度も衝突を起こしており、1991年の5月には「ホー・チ・ミンは若き日に中国人・曾雪明英語版と結婚していた」との報道[† 2]によって、編集長が解任されている[3]。2000年には「ホーチミン市の若者は、ホー・チ・ミンよりビル・ゲイツのほうに憧れている」との調査結果を発表し、刊行物は当局によって破棄処分され、3人の編集者が制裁を受けた[4][5]

出典編集

  1. ^ “Cựu thủ tướng nói về báo Tuổi Trẻ”. BBC Vietnamese. (2007年8月22日). http://www.bbc.co.uk/vietnamese/vietnam/story/2007/08/070822_tuoitre_vovankiet.shtml 2007年8月22日閲覧。 
  2. ^ Nguyen Giang (2006年3月2日). “Communist debate grips Vietnam”. BBC News. http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/4766846.stm 2007年8月22日閲覧。 
  3. ^ Human Rights Watch (1992年1月1日). “Human Rights Watch World Report 1992 - Vietnam”. 2009年8月3日閲覧。
  4. ^ Long S Le (2007年6月23日). “Vietnam's generational split”. Asia Times Online. http://www.atimes.com/atimes/Southeast_Asia/IF23Ae01.html 2007年8月22日閲覧。 
  5. ^ Andrew Lam (2005年4月24日). “The fall and rise of Saigon”. San Francisco Chronicle. http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?file=/chronicle/archive/2005/04/24/INGK5CC63P.DTL 2007年8月22日閲覧。 

注釈編集

  1. ^ タインニエン紙のThanh Niênも同様の意味であるが、Thanh Niênは漢字で「青年」と書くことができる漢語であるが、Tuổi Trẻは固有語であるため、日本語同様に漢語の「青年」に対応する和語の「若者」と訳した。
  2. ^ 共産党の公式発表では、「ホー・チ・ミンはその生涯において、誰とも結婚せずまた恋愛関係にもなかった」となっているが、曾雪明との間には「何年も会えないがお互いの気持ちを理解するのに言葉はいらない」「あなたのお母さんにも挨拶をしないと」といったホー・チ・ミンからの手紙が物証として残っている(コモンズの写真参考)。他の結婚疑惑に関してはグエン・チ・ミンカイの項も参照。

外部リンク編集