ローマのトラムイタリア語: Rete tranviaria di Roma)は、イタリア ローマ市内でATAC(ローマの公共交通企業)が運営する路面電車。かつてはイタリア国内で最大の路線網を誇っていたが、廃止が進み他の交通機関にその地位を譲っている。

ローマ市電
Rete tranviaria di Roma
Tram Roma?.jpg
基本情報
イタリアの旗 イタリア
所在地 ローマ
種類 路面電車
開業 1877年
運営者 ATAC
詳細情報
総延長距離 40 km
路線数 6路線
軌間 1,445 mm
電化方式 直流600V 架空電車線方式
路線図
路線図
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路線編集

主要路線の結節点(ハブ)はマッジョーレ門であり、ATAC運営の全6路線のうち4路線がここを通過する。また一部併用軌道である都市鉄道ローマ=ジャルディネッティ線もマッジョーレ門を通過している。現在運行されているのは、次の6路線である。

歴史編集

1845年、ローマ教皇グレゴリウス16世巡礼者のためにヴェネツィア広場からサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂の間を乗合馬車で結ぶことを認可したのが、ローマで初めての公共交通機関である。この乗合馬車は、しばしば満員となり時刻表通りには運行出来なかったようである。1877年には、フラミニーオ広場からミルヴィオ橋の間、現在の2系統トラムとほぼ同じルートに馬車鉄道が開業した。1895年には、テルミニ駅からサン・シルベストロ広場イタリア語版の間に初めて電化されたトラムが登場した。その後1904年までに全ての馬車鉄道の路線が電化された。最後に電化されたのはミルヴィオ橋に向かう路線であった。1905年には、全17路線を144両の電車が運行されていた。1929年末には路線網が最大となり、59系統(同一路線に重複して複数の系統が乗り入れている場合あり)で路線総延長は140kmに達した。1930年には運行系統の整理が行われ、内周・外周の2つの環状路線と、それらの間を結ぶ路線に集約され、多くの車両が廃棄された。第二次世界大戦後に運行主体がATACとなり、路線網の縮小も引き続き行われた。1959年には内周の環状路線が廃止された。

車両編集

関連項目編集

外部リンク編集

参考文献編集