トロワグロ兄弟は、ジャン・トロワグロ1926年 - 1983年)とピエール・トロワグロ1928年 - 2020年)の兄弟からなるフランスの料理人[1]。出身地はソーヌ=エ=ロワール県シャロン=シュル=ソーヌ[2]ロアンヌの3つ星レストラン「トロワグロ」のシェフ[3]。 その日に市場で仕入れた素材で料理を作ることを基本とし、“トロワグロ・スタイル”を確立した[1]。兄弟は父ジャン・バチスト・トロワグロの影響を受けて育った。ジャン・バチスト・トロワグロは鋭い味覚と料理感覚を持ち、フランスのローアンヌでホテルレストランを開いた(トロワグロの前身)。母マリーが料理を作り、父ジャン・バチストが経営とサービス、ワイン選びを担当していた。[4]

修行時代に兄弟はフェルナン・ポワンに大きな影響を受けた[2]

なお、1983年より[5]、レストランはピエール・トロワグロの息子ミシェル・トロワグロがオーナーシェフをしている[4]

脚注 編集

  1. ^ a b 日本ホテルレストランサービス技能協会『改訂西洋料理料飲接遇サービス技法』職業訓練教材研究会、2009年、188頁。ISBN 9784786311086https://books.google.co.jp/books?id=kN2r1XgLH3MC&printsec=frontcover&hl=ja#v=onepage&q&f=false 
  2. ^ a b フランス・イタリア料理・人物編”. 辻調理師専門学校. 2014年6月14日閲覧。
  3. ^ フレンチのサムライ / (10)トロワグロでの日々”. 朝日新聞出版. 2014年6月14日閲覧。
  4. ^ a b トロワグロ家の歴史”. グルメワールド-L'ORIGINE フランス料理の源流. 株式会社ジェックス. 2014年6月14日閲覧。
  5. ^ 公式サイトより。

外部リンク 編集