トーシャ・ザイデル
トーシャ・ザイデル(ロシア語: Тоша Зайдель, Toscha Seidel, 1899年11月17日 - 1962年11月15日)[1]は、ロシアのヴァイオリン奏者。
トーシャ・ザイデル | |
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基本情報 | |
生誕 | 1899年11月17日 |
出身地 | ロシア帝国、オデッサ |
死没 |
1962年11月15日(62歳没) アメリカ合衆国、ロサンゼルス |
学歴 | ペテルブルク音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
経歴
編集オデッサの生まれ。3歳の時に叔父からヴァイオリンの手ほどきを受け、1909年から地元の音楽院でマックス・フィデルマン[2]に師事した。1912年からペテルブルク音楽院でレオポルト・アウアーに師事し、1915年にクリスチャニアでデビューした。 1918年にアウアーと共に渡米し、その年の4月14日にはカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを飾った。以後、リサイタルや放送局への出演などを精力的にこなしたが、1930年代後半からロサンゼルスに移住した。移住後はハリウッドのミュージシャンとして多くの仕事をこなし、ヴィクター・フレミング監督の『オズの魔法使』、グレゴリー・ラトフ監督の『別離』やマイケル・アンダーソン監督の『八十日間世界一周』などの映画音楽への参加が挙げられ、アール・C・ケントン監督の『メロディー・フォー・スリー』ではヴァイオリニスト役として出演しているという[3]。晩年はラスベガスのピット・オーケストラで演奏していた[4]。
ロサンゼルスにて没。
註
編集- ^ pomnipro.ru
- ^ ミッシャ・エルマンの師匠アレクサンドル・フィデルマンの弟。
- ^ imdb.com
- ^ instantencore.com