1976年ドイツ連邦議会選挙(1976ねん ドイツ れんぽうぎかい せんきょ)は、ドイツ連邦共和国(当時西ドイツ)の下院に該当する連邦議会(Deutscher Bundestag)の議員を選出するため1976年10月に行われた選挙である。

選挙前後の各党の議席数(外側が改選後)。
  SPD
  FDP
  CDU+CSU

選挙データ 編集

  • 連邦首相ヘルムート・シュミットドイツ社会民主党
  • 与党:社会民主党(SPD)+自由民主党(FDP)
  • 連邦議会定数:496議席(表決権がないベルリンの22議席を除く)
  • 選挙制度小選挙区比例代表併用制小選挙区制248議席)
    • 全体の議席は第2投票(政党への投票)の得票に応じて比例配分されるが、少数政党の乱立を防止する観点から、①全国集計で5%以上の得票を得る、②第1投票(選挙区候補者への投票、最多得票を得た候補が当選)で3名以上の当選者を出した、いずれかの要件を満たした政党にのみ比例配分される。なお、選挙区議席が比例配分議席を上回った場合は超過議席となる。

選挙結果 編集

  • 投票日1976年10月3日
  • 有権者数:42,058,015名
  • 投票者数:38,165,753名(投票率90.9%)
  • 有効投票数:37,822,500票(第2投票)
党派別議席数と得票数/率(議席を得た政党のみ記載)
党派 候補者投票 政党投票 議席
得票 得票 全体議席 (選挙区)
ドイツ社会民主党
(SPD)
16,471,321 43.7 16,099,019 42.6 214 114
キリスト教
民主・社会同盟
(CDU/CSU)
キリスト教民主同盟
(CDU)
14,423,157 38.3 14,367,302 38.0 190 94
キリスト教社会同盟
(CSU)
4,008,514 10.6 4,027,499 10.6 53 40
自由民主党
(FDP)
2,417,683 6.4 2,995,085 7.9 39 0
合計 496 248

関連項目 編集