ナゴルノ・カラバフ国防軍

ナゴルノ・カラバフ共和国国防軍(ナゴルノ・カラバフきょうわこくこくぼうぐん、アルメニア語: ԼՂՀ Զինված ուժեր)は、国際的に未承認のアルツァフ(ナゴルノ・カラバフ)共和国の国軍。兵力は約2万人(内、ナゴルノ・カラバフ出身者は8500人)で、予備役3万人の動員能力を有する。国防費はGNPの約20パーセントに達する。

ラチン回廊を巡回中の、第8歩兵連隊の兵(1992年8月撮影)
カラシニコフ機関銃を装備する兵
訓練を行うナゴルノ・カラバフの兵(2004年撮影)

ナゴルノ・カラバフ国防軍は、ナゴルノ・カラバフ戦争時に出現した各種自警団に基づき編成された。アルメニア共和国軍と高度に統合されており、両国軍間での人事異動も行われている。

組織編集

ナゴルノ・カラバフ国防軍は、陸軍、空軍および防空軍の三軍種から成る。

陸軍編集

総員約1万6千人で、8から12個連隊に組織される。各連隊は、各強化地区(要塞地区)を担当する。

  • 戦車(3種) ×177-316
  • 装甲戦闘車両 ×256-324
  • 火砲 x291~322(BM-21 ×26-44を含む)
  • 対戦車火器 ×72

各連隊は、国内の制高点を押さえつつ、ムラフ高地からアラクスに至るまで縦深防御網を構築している。この防御網は、数十キロメートルに渡る地雷原地帯「オハニャン・ライン」を含む。

空軍(航空隊)編集

総員250人以下。主要基地は、ステパナケルトの「ホジャル」空港で、アグラムとカパン飛行場も使用可能である。ゴリス郊外には、ヘリ離着場が存在する。

防空部隊は、ステパナケルト地区に配置された高射ミサイル連隊に編成され、アルメニア空軍の防空システムに編入されている。

2007年末、S-300PT ×1基が展開した。

徴兵制度編集

召集期間は、2年間。

教育制度編集

将校の教育は、国内で行われる外、エレバン軍事大学とロシアの軍事教育施設で行われる。

階級編集

  • 大将
  • 中将
  • 少将
  • 大佐
  • 中佐
  • 少佐
  • 大尉
  • 上級中尉
  • 中尉
  • 少尉
  • 上級准尉
  • 准尉
  • 曹長
  • 上等軍曹
  • 軍曹
  • 伍長
  • 上等兵
  • 兵士