ニモ (曲)

ナイトウィッシュの曲

ニモ」(Nemo)は、ナイトウィッシュの楽曲。2004年4月26日にアルバム『ワンス』からの第1弾シングルとして発売された。作詞作曲はツォーマス・ホロパイネン。レコーディングにはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が参加した。シングル盤は、フィンランドやハンガリーのシングルチャートで第1位を獲得した[2][3]

ニモ
ナイトウィッシュシングル
初出アルバム『ワンス
リリース
規格
ジャンル シンフォニック・メタル
時間
レーベル スパインファーム・レコード
作詞・作曲 ツォーマス・ホロパイネン
プロデュース
  • ツォーマス・ホロパイネン
  • テロ・キンヌネン
チャート最高順位
後述を参照
ナイトウィッシュ シングル 年表
  • ニモ
  • (2004年)
ミュージックビデオ
「Nemo」 - YouTube
テンプレートを表示

2005年に公開された映画『地獄の変異』でエンディングテーマとして使用された[4]

背景・曲の構成編集

本作の作詞作曲を手掛けたツォーマス・ホロパイネンは、「これまでに作った曲で『最も難しい曲』の1つ」と語っている。当初のアレンジはテンポが現行のものよりも速く、演奏時間が2分長かったが、レコーディング・エンジニアのテロ・キンヌネンの提案により、一部のセクションが省略され、テンポが約10BPM遅くなった[1]

題名は「誰でもない」を意味するラテン語(英語のnobodyと同義)であり、歌には喪失の気持ちや過去への憧憬が描かれている[1][5]。しかし、題名の由来に関して様々な憶測を生んだ。例えば、ジュール・ヴェルヌ作の『海底二万里』に登場するネモ船長チャールズ・ディケンズ作の『荒涼館』に登場するネモ、ウィンザー・マッケイ作の「リトル・ニモ」、ディズニー映画の『ファインディング・ニモ』などと関連付けられた。特に「ファインディング・ニモ」に関しては、この曲が発売される直前に公開されたため、またホロパイネンがそのアニメを制作したディズニーのマニアだったため、登場キャラクターのニモと混同された。それについてホロパイネンはインタビューで、「魚ではない! "誰でもない"を意味するラテン語であり、ディズニー映画とは関係がない。」と述べている[5]

シングル盤収録曲編集

ラジオ・クラブ用プロモーション盤
全作詞・作曲: ツォーマス・ホロパイネン
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「ニモ (ラジオ・エディット)」(Nemo (Radio Edit))ツォーマス・ホロパイネンツォーマス・ホロパイネン
2.「ニモ (オーケストラ・エディット)」(Nemo (Orchestra Edit))ツォーマス・ホロパイネンツォーマス・ホロパイネン 
合計時間:
第1版
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ニモ」(Nemo)ツォーマス・ホロパイネン
2.「プラネット・ヘル」(Planet Hell)ツォーマス・ホロパイネン
3.「ホワイト・ナイト・ファンタジー」(White Night Fantasy)ツォーマス・ホロパイネン
4.「ニモ (オーケストラ・バージョン)」(Nemo (Orchestra version))ツォーマス・ホロパイネン
5.「エンハンスト・パート」(Enhanced Part) 
合計時間:
第2版
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ニモ」(Nemo)ツォーマス・ホロパイネン
2.「リヴ・トゥ・テル・ザ・テイル」(Live to Tell the Tale)ツォーマス・ホロパイネン
3.「ニモ (オーケストラ・バージョン)」(Nemo (Orchestra version))ツォーマス・ホロパイネン
4.「ニモ (プロモーショナル・ビデオ)」(Nemo (Promotional Video)) 
合計時間:
10インチシングル
#タイトル作詞・作曲時間
1.「ニモ」(Nemo)ツォーマス・ホロパイネン
2.「ホワイト・ナイト・ファンタジー」(White Night Fantasy)ツォーマス・ホロパイネン
3.「ニモ (オーケストラ・バージョン)」(Nemo (Orchestra version))ツォーマス・ホロパイネン
4.「プラネット・ヘル」(Planet Hell)ツォーマス・ホロパイネン
5.「リヴ・トゥ・テル・ザ・テイル」(Live to Tell the Tale)ツォーマス・ホロパイネン
合計時間:
DVD
#タイトル作詞・作曲時間
1.「Nemo」(Video / Stereo & 5.1)ツォーマス・ホロパイネン
2.「Nemo」(Audio / Stereo & 5.1)ツォーマス・ホロパイネン
3.「Planet Hell」(Audio / Stereo & 5.1)ツォーマス・ホロパイネン
4.「The Making of Nemo」(Video / Stereo)  
合計時間:

チャート成績編集

チャート(2004年) 最高位
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[6] 12
ブラジル (ABPD)[7] 51
フィンランド (Suomen virallinen lista)[2] 1
オランダ (Single Top 100)[8] 64
ドイツ (Official German Charts)[9] 6
ハンガリー (MAHASZ)[3] 1
ノルウェー (VG-lista)[10] 4
スウェーデン (Sverigetopplistan)[11] 12
スイス (Schweizer Hitparade)[12] 14
UK Singles (Official Charts Company)[13] 87

クレジット編集

※出典[14]

脚注編集

[脚注の使い方]

出典編集

  1. ^ a b c The Story Behind The Song: Nightwish’s Nemo”. Metal Hammer. Future plc (2016年10月6日). 2020年12月7日閲覧。
  2. ^ a b "Nightwish: Nemo" (in Finnish). Musiikkituottajat – IFPI Finland. 2020年12月8日閲覧。
  3. ^ a b “Hits Of The World”. Billboard (Nielsen Business Media) 116 (23): 43. (5 June 2004). ISSN 0006-2510. https://books.google.co.jp/books?id=vxIEAAAAMBAJ&pg=PA43&dq=MAHASZ+Nightwish+Nemo&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwiN1ISclrztAhVRc3AKHZDfDIMQ6AEwAHoECAMQAg#v=onepage&q=MAHASZ%20Nightwish%20Nemo&f=false. 
  4. ^ The Cave Soundtrack (2005)”. Soundtrack.net. Autotelics. 2020年12月7日閲覧。
  5. ^ a b Weber, Klaudia (German). Nightwish Interview. (インタビュー). Underground-Empire.com.. https://www.underground-empire.com/article.php?idx=611 2020年12月7日閲覧。 
  6. ^ "Austriancharts.at – Nightwish – Nemo" (in German). Ö3 Austria Top 40. 2020年12月8日閲覧。
  7. ^ Brazil”. ABPD (2001年10月6日). 2016年12月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
  8. ^ "Dutchcharts.nl – Nightwish – Nemo" (in Dutch). Single Top 100. 2020年12月8日閲覧。
  9. ^ "Offiziellecharts.de – Nightwish – Nemo". GfK Entertainment Charts. 2020年12月8日閲覧。
  10. ^ "Norwegiancharts.com – Nightwish – Nemo". VG-lista. 2020年12月8日閲覧。
  11. ^ "Swedishcharts.com – Nightwish – Nemo". Singles Top 100. 2020年12月8日閲覧。
  12. ^ "Swisscharts.com – Nightwish – Nemo". Swiss Singles Chart. 2020年12月8日閲覧。
  13. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2020年12月8日閲覧。
  14. ^ Once (2004) : The Band - Releases”. Nightwish - The Official Website. 2010年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。

外部リンク編集