ニンバ郡(ニンバぐん、Nimba County)はリベリア共和国の15ある(county)の1つである。リベリア内陸の北部、ギニアコートジボワールと国境を接し、ニンバ山がある。面積は12,043km2で、人口は313,050人である。中心地はサニケリエ

ニンバ郡

Nimba County
ニンバ郡の旗
ニンバ郡の位置
ニンバ郡の位置
座標:北緯6度45分 西経8度45分 / 北緯6.750度 西経8.750度 / 6.750; -8.750座標: 北緯6度45分 西経8度45分 / 北緯6.750度 西経8.750度 / 6.750; -8.750
リベリアの旗 リベリア
設立 1964年
郡都 サニケリエ
面積
 • 合計 11,551 km2
人口
(2008年)
 • 合計 462,026人
 • 密度 40人/km2
等時帯 UTC+0 (GMT)
ISO 3166コード LR-NI

概要 編集

ニンバ山に豊かな鉄鉱石の資源に恵まれているが、ニンバ郡はリベリアの内戦で最も被害が酷い地域の1つである。民族的にギオ族マノ族などの先住民族が暮らす。1980年先住民部族クラン族出身のサミュエル・ドウ軍曹が軍事クーデターでアメリコ・ライベリアンの政権を倒し、政権を奪い、1985年ニンバ郡のギオ族とマノ族のドウ政権に反旗を翻す、反政府組織が、軍事クーデターを起こすが、失敗。ドウはギオ族と「マノ族に対し復讐として、ニンバ郡に軍隊を送り、ギオ族とマノ族を大虐殺した。1989年からの内戦ではクラン族がギオ族とマノ族に復讐を抱いて両者の紛争が横棒していたので、ニンバ郡では大勢の難民が出てていた。

隣接行政区画 編集

下位行政区画 編集

ニンバ郡には6地区(District)に分かれている。

脚注 編集

関連項目 編集