ノルロイシン(norleucine、略号: Nle)は、ロイシンの異性体の一つである。構造はα-アミノ酸の2-アミノ-ヘキサン酸。天然のタンパク質中には存在しない。ノルロイシンは、タンパク質の構造と機能の研究で用いられる。

ノルロイシン
識別情報
CAS登録番号 327-57-1 (2S)
PubChem 9475
ChemSpider 401917
UNII 832C8OV84S
日化辞番号 J9.189H
EC番号 210-462-7
DrugBank DB04419
KEGG C01933
MeSH Norleucine
ChEBI
RTECS番号 RC6308000
バイルシュタイン 1721748
Gmelin参照 464584
3DMet B00369
特性
化学式 C6H13NO2
モル質量 131.17 g mol−1
融点

301 °C (分解) [1]

への溶解度 16 g/l at 23 °C [2]
酸解離定数 pKa 2.39 (カルボキシル),
9.76 (アミノ)[3]
危険性
Sフレーズ 36/37
関連する物質
関連するアミノ酸 ノルバリン (2-アミノ-ペンタン酸)
ε-アミノカプロン酸 (6-アミノ-ヘキサン酸)
ロイシン (2-アミノ-4-メチル-ペンタン酸)
イソロイシン (2-アミノ-3-メチル-ペンタン酸)
リシン (2,6-ジアミノ-ヘキサン酸)
関連物質 カプロン酸 (ヘキサン酸)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

脚注

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  1. ^ Hermann Römpp, Jürgen Falbe und Manfred Regitz: Römpp Lexikon Chemie, 9. Auflage, Georg Thieme Verlag, Stuttgart 1992.
  2. ^ Sicherheitsdatenblatt Acros.
  3. ^ Dawson, R.M.C., et al., Data for Biochemical Research, Oxford, Clarendon Press, 1959.

関連項目

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