ノート:オーヴァーサイト (競走馬)

最新のコメント:7 か月前 | トピック:改名提案。 | 投稿者:霧木諒二

改名提案。 編集

リンク元を見るとどうもソックパペットが作成した記事の疑いがあるようですが、それはさておき。

  • 馬名“Oversight”は英語だとしたら「オーバーサイト」(もしくは「オーヴァーサイト」)とカナ表記するのが普通だと思います。フランスで走った馬ですが、フランス語の単語ではないようです(コトバンクに収録された仏和辞典でヒットなし)。
  • 古い時代の馬ですと“Touchstone”が「タッチストン」になるように長音記号が抜ける表記もあります。ただ、少なくともウェブ上には日本で出走したわけでも日本で種牡馬として供用されたわけでもないこの馬についてカナ表記で言及しているサイトが見つかりませんでした。

「オーバサイト」と表記している例がないようであれば、標準的なカナ表記である「オーバーサイト_(競走馬)」とするのが適切と考え、移動を提案します。--霧木諒二会話2023年9月23日 (土) 07:54 (UTC)返信

  •   コメント「靴下による記事作成」は同印象。おそらくWikipedia:オーバーサイトと同語だから作られたのでしょうねえ。Jawp内で「オーバーサイト」といえば普通は利用者権限を指し、ご提案の通り、ふつうに「_(競走馬)」で曖昧さ回避するべきでしょう。
  • 情報)『フランス競馬百年史』では以下の通り。
ル・ジョッケイ・クリュブ賞はウィリアム・K・ヴァンダービルト氏がネゴフォル(Negofol)で優勝した(4年間に3回目の優勝)。勝利騎手はアメリカからやってきたばかりのフランク・オニールだった。ネゴフォルの優勝は良馬場と絶好のコンディションのおかげだった。2着は牝馬ユニオン(Union)だった。3着には同厩のオーヴァーサイト(Oversight)が入った。同馬はそれまでダリュ賞やリュパン賞を含めて6戦5勝していた。
 ギイ・チボー著、真田雅彦訳、クロード・ロベルジュ(上智大学名誉教授)監修、『フランス競馬百年史』、財団法人競馬国際交流協会刊、2004年、p.35「1909年」
※「ダリュ賞」は原文通り(「ダリュー賞」でない)
1908年と1910年の項では本馬についての言及なし
この時期はアメリカで馬券禁止法ができてアメリカ競馬が一時的に衰退し、人馬が大量にヨーロッパに流出し席巻した時期。ヴァンダービルト氏はその筆頭格。同書1908年の項でそこらへんが詳述されています。
  • ひょっとして「オーヴェル-」「ウーヴァ-」的なフランス読みの可能性あるかもと予想しましたが(同書はPetite Etoileが「ペティットワル」、Lembergが「ランベール」、Bayardoが「ベイアルド」という調子)、堂々の英語読み。(霧木諒二さんは既にご承知かと思いますが)フランス書を「競馬の専門家でない翻訳者」が訳した同書は、固有名詞のカナ化が独特なのですが、今回はそういうこともありませんでした。
  • 戦績をいくらか補完する情報源としてGalopp-sieger(ドイツ語)
  • 『凱旋門賞の歴史』は1920年から始まるため情報無し。
  • 『競馬の世界史』にも情報無し。(馬主の祖父の「コーネリアス・バンダービルト」はアメリカ競馬の項で何度も登場)
  • 『アメリカ競馬史』では、馬主が「ヴァンダービルト3世,ウィリアム・K」として何度か登場。当時のアメリカからヨーロッパへ参入して大成功したことが書かれていますが、本馬の言及はなし。
  • 山野浩一『最新名馬の血統』で父系を探してみましたが、父の「ハルマ」までしか書かれてなく、その産駒は記述なし。
  • 「v」の「オーバー/オーヴァー」は典型的な表記ゆれ。どっちでもいいとは思いますが、(現状)唯一の日本語用例が「ヴァ」なのと、馬主が「ヴァンダー」なら馬も「ヴ」表記で揃えたほうが、「きもちはいい」くらい。
  • 「オーヴァーサイト_(競走馬)」に弱めの1票、というところですが、「オーバーサイト_(競走馬)」でも。(理屈をいうと「オーヴァーサイト」ならば「Wikipedia:オーバーサイト」とはカブらないわけですが、これは「よくある表記ゆれ」なので、曖昧さ回避で区別したほうがいいでしょう。「ヴ」を選択した場合でも「オーバーサイト_(競走馬)」をリダイレクトとして作成しておくのがよいかと思います。)--柒月例祭会話2023年9月23日 (土) 14:50 (UTC)返信
      情報 信頼できる情報源ではないものの、カナ表記で言及している個人サイトがありましたので報告します。
    このほかJBISが同名異馬 Oversight (BRZ) について、子孫の血統表で「オーヴァサイト」と表記していました。この馬は特筆性なさそうなので、曖昧さ回避を考慮しなくてよいでしょう。
    移動先については、書籍での用例があるということですから「オーヴァーサイト_(競走馬)」にしましょうか。「オーバーサイト_(競走馬)」のリダイレクト作成にも同意します。あと現記事名「オーバサイト」からはリダイレクト非作成で移動しようと考えています。--霧木諒二会話2023年9月26日 (火) 04:40 (UTC)返信
      コメント いつものインチキで(信頼できない情報源)を検索すると7頭います。
    • たとえばそのうち牡USA1936の戦績をみると1950年のAJCのレースの入着記録があったりして、これはまあ「1951年のジョージメインSの勝馬」の方でしょうねえ。
    • その牡1947AUSの戦績[1]をみると、1950-54年頃にまあまあ活躍したことがうかがい知れます。『オーストラリア競馬史』の1950年の項から1954年まで眺めてみましたが、言及はありませんでした。同書巻末には、オーストラリアの主要競走の勝馬リストがあり、そのなかのドンカスターハンデキャップの1951年の勝馬として載っています。このリストにはジョージメインSは無いので、1950年頃にはドンカスターHのほうが価値が高かったのでしょう。まあ現時点では情報が乏しく、曖昧さ回避は棚上げでよいと思います。(同書でマッキノンステークスのことを「マキネンステークス」と書いてありました。訳者が独特なのか、オーストラリアだから発音が違うのか、よくわかりません。「oversight」もオーストラリア風の発音があるのかもしれませんが、いずれにせよ証拠はなし。)
    • 「7頭」のうち、本馬とAUSのほかはpedigreequeryでは手がかりらしいものもありませんでした。--柒月例祭会話2023年9月26日 (火) 15:01 (UTC)返信
  「オーヴァーサイト_(競走馬)」へ移動しました。--霧木諒二会話2023年10月1日 (日) 04:12 (UTC)返信

戦績 編集

  • (感想)この加筆、すごい!フランス競馬ではこういう情報源があるんですねえ。
  • PedigreeQuery(誰でも自由に投稿できるので信頼できない情報源)と対照すると、残り2戦のうち1つは下記のようですが、果たして・・・
  • 1908年の「Prix de la Touques」(2着) 
  • 2010年4月17日の「ラジョンシェール賞(Prix de La Jonchere)」は、「ジョンシェール賞」が定訳と思います(『日本の種牡馬録5』、1987、サラブレッド血統センター、pp.26-27「フランス・グループレース」でも同じ表記)。(Galopp-Siegerでは施行時期が「Jun」(6月)になってて、これはGalopp-Siegerの信頼度に傷が・・・。)--柒月例祭会話2023年9月30日 (土) 13:32 (UTC)返信
    お褒めいただき光栄です。
    • 情報ありがとうございます。検索し直したところ2歳時の2戦を見落としていたようですので、追加しました。これで通算26戦になりました。ただ合計すると2着4回3着3回で、英語版の“26: 16-5-2”とは一致していません。3着になったどれかで、新聞発行後に上位馬の失格による繰り上げとかがあったりしたのかもしれません(調べ方が想像つかない)。
    • 「ジョンシェール賞」は修正しました。もしかして定冠詞は抜くのが通例で、en:Prix La Rochetteen:Prix La Force も「ロシェト賞(もしくはロシェット賞?)」や「フォルス賞」の方が良いでしょうか。
    --霧木諒二会話2023年9月30日 (土) 23:47 (UTC)返信
  • おつかれさまです。
  • 16-5-2については正直わからないですね・・・Pedigree Queryも同じ数字になっていますが、どちらかがどちらかを参照したのかもしれないし、それが間違っているかもしれないし。少なくとも霧木諒二さんがお示しの情報源からは16-5-2にならないのは確かですよね。おっしゃるように事後の失格繰り上げなどは、ありえるのですが・・・
  • 定冠詞の有無は、これもまた正直、法則性みたいのはわからないです。ネットがなかった時代の文献だと、外国競馬の情報源はかなり限られていて、とくに一国の主要レースを網羅的に一覧するようなものになるとサラブレッド血統センター『日本の種牡馬録』と、JRAの『サラブレッド種牡馬銘鑑』が2大情報源という感じです。
録=血統センター『日本の種牡馬録』
鑑=JRA『サラブレッド種牡馬銘鑑』
資=JRA『競馬資料』1983-1
原語 録1969 録1985 録1995 鑑1972 資1983
P. d'Astarte
アスタルテ賞
アスタルテ賞 アスタルテ賞 アスタルテ賞
P. d'Ispahan
イスパーン賞
ディスパーン賞 イスパーン賞 イスパーン賞 プリ・ディスパン イスパーン賞
P. d'Arenberg
ダランベール賞 アランベール賞 アランベール賞 プリ・ダランベール アランベルグ賞
P. d'Harcourt
ダルクール賞 アルクール賞 アルクール賞 プリ・ダルクール アルクール賞
P. de l'Esperance レスペランス賞 エスペランス賞 レスペランス賞
P. de la Foret
フォレ賞
ラ フォレ賞 ラ フォレ賞 フォレ賞 プリ・ド・ラ・フォレ ラ・フォレ賞
P. de la Grotte グロット賞 グロット賞 ラ・グロット賞
P. de la Salamandre
サラマンドル賞
サラマンドル賞 サラマンドル賞 プリ・ド・ラ・サラマンドル
P. de la Jonchere ジョンシェール賞 ジョンシェール賞 ラ・ジョンシェール賞
P. La Forse ラ フォルス賞 ラ フォルス賞 ラ・フォルス賞
P. de la Rochette ラ ロシェト賞 ラ ロシェト賞 ラ・ロシェット賞
P. de la Nonette ノネット賞 ノネット賞 ラ・ノネト賞
  • 資1983はちょっと異端で、Prix du Cadran=「ル・カドラン賞」やPrix du maulin de Longchamk=「ル・ムーラン・ド・ロンシャン賞」(ルはどこから?)、「ガネイ賞」(ガネー賞)、Prix de l'Opera=「ロペラ賞」(オペラ賞)、「ケルゴルレ賞」(ケルゴルレイ賞)、「ギーシュ賞」(ギシュ賞)、「プシーシュ賞」(プシケ賞)、「セーヌ・エ・ワズ賞」(セーネワーズ賞)、「エドモンド・ブラン賞」(エドモンブラン賞)など。
  • ほかPrix d'Aumale(オマール賞)とか。
  • ほかにも「P.Gros-Chene」は「グロシェーヌ賞」なのに、「P.Saint-Roman」は「サン・ロマン賞」と「-」の扱いとか。
  • モーリス・ド・ゲスト賞みたいに、昔は「ギース」が主流だったのが「ゲスト」主流に変わったものとかもありますね。
  • アベイユドロンシャン賞は、「ラベイユ」「アベイ」にしたり、古い資料だと「ロンシャン修道院賞」と和訳されているものも。
  • いまのネット情報源は(信頼できる・できないに関わらず)、「la」や「l'」は省く傾向があるようには感じます。だけど「La Coup」は「ラクープ」だし、ジャックルマロワ賞みたいに真ん中にleが来ると省けなかったり。「de」「d'」も、d'Ispahanは「イスパーン」なのに、Poule d'Essaiは「プール・エッセ」じゃないとか。
  • P. de la Foretは、社台ファームがノーザンテースト存命時代の広告で「ラフォレ賞」と表記していたので、それが主流だった。(当時は輸入種牡馬の広告で海外のレースの情報を得ていましたが、いまはそもそも種牡馬広告を見ること自体がレアになりました)
  • なんかとにかく、「法則」みたいのを見出すのはむずかしーですね・・・--柒月例祭会話2023年10月1日 (日) 03:01 (UTC)返信
      返信 ありがとうございます。これは規則性がなくて困るやつですね(中黒の有無も)。さしあたり Prix La Rochette や Prix La Force はどちらも付いてる例があるのでそのままにしておきます。--霧木諒二会話2023年10月1日 (日) 04:29 (UTC)返信
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