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ポピュラーカルチャーとサブカルチャー編集

サブカルチャーの方とも関係する話なのですが、「ハイカルチャー - 大衆文化 - サブカルチャー」という構図はどうなのでしょうか?ハイカルチャーとポピュラーカルチャーという構図は、重層的に存在してきたエリートと非エリートの文化という話であって、サブカルチャーはまた別の話ではないでしょうか。大塚英志や東浩紀のサブカルチャー評論を見てもポピュラーカルチャーにはまったく触れられていない様ですし、逆に社会学のサブカルチャー研究などを見てみると、労働者層あるいは庶民の文化という事でポピュラーカルチャーとサブカルチャーは重なってはいるものの、サブカルチャーが対比されるのは主にミドルクラスの文化であるメインカルチャーに対してです。

サブカルチャーの定義は論者によって異なるでしょうが、「労働者層あるいは庶民の文化」になるんでしょうか…? 大衆文化というと、日本ではまず鶴見俊輔がチャンバラ(時代劇)とかマンガ(サザエさん)などなんかを評価し始めたように思います(確かビートたけしを最初に援護した思想家も鶴見)。--忠太 2006年5月3日 (水) 15:21 (UTC)[返信]
仰るように「サブカル」の定義は論者によって微妙に異なる様ですが、社会学における「サブカルチャー」と「ポピュラーカルチャー」はそれなりに固まった定義があります。サブカルチャーの定義を「庶民・労働者の文化」としてしまうのは正確ではありませんが、結果としてサブカルチャーの多くが「庶民・労働者」を担い手しています。日本ではあまり階級を意識しませんが、サブカルチャー研究のさかんであったアメリカやイギリスでは厳然として労働者階級と中流階級の差が存在します。その為、サブカルチャーを「中流階級的価値観から逸脱した文化」と定義してしまう事が可能です。それは黒人であったり、「ヒスパニック」であったり、中華系移民であったりします。彼らは言語、習慣、考え方、教育、ノリなどの点でアングロ=サクソンを中心とした中流階級とは大きく異なります。また、同じエスニック・グループの中でも、いい年したおじさんたちと若者では考え方も違えば、話し言葉や服装の趣味も大きく異なります。この様な、中産階級(のおじさんたち)と「文化」の異なる集団(労働者階級に属する事が多く、必然的にポピュラーカルチャーの担い手に重なる可能性が高い)はそれぞれサブカルチャーとして見なされます。これが「メインカルチャーから逸脱した」という意味です。この本来の意味でのサブカルチャーという概念を日本にあてはめると、所謂アキバ系の「サブカル」のみならず、渋谷系や裏原系といったポップカルチャー(といっていいでしょうか?)も、浅草のサンバも、琉球やアイヌといったエスニーもそれぞれがサブカルチャーという事になります。もちろん英米とは社会構成が異なりますから、文化的マジョリティを設定する事すらは容易ではありませんが、社会学的な意味でのサブカルチャーは上記の様に幅広い分野の文化を指します コータ 2006年5月4日 (木) 16:48 (UTC)[返信]
黒人でもヒスパニックでも中華系移民でもなく、特に不満もなくごく普通に暮らしている「庶民・労働者」の文化というのはないのでしょうか? --忠太 2006年5月5日 (金) 15:34 (UTC)[返信]
ポピュラーカルチャーのうちサブカルチャーに重ならない部分になると思います。迂遠な呼び方ですが、正確を期そうとするならば他に言い様がないような気がします。あるいは多少の誤差に目をつぶり、「メインカルチャー」でしょうか。非エリート(庶民・労働者)とは限定されなくなってしまいますが・・・ コータ 2006年5月6日 (土) 07:16 (UTC)[返信]
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