語源 編集

”母語”mother tongue の語源は、「赤ちゃんが最も長く、親密に触れる母親が話す言語をまず覚える」という事から来ていると聞いたことがあります。(出典・根拠等が明確でないのでここに記入します) --Kk8998982 2007年1月14日 (日) 10:23 (UTC)返信

母語の定義についての確認 編集

母語の定義として「母語(ぼご)とは、人間が幼少期から自然に習得する言語。」とありますが、これは日本の言語学会(社会言語学)の定義ということでよろしいのでしょうか?

スペイン語版では「La lengua materna es la primera lengua o idioma que una persona aprende(一人の人が習得した最初の言語)」、とあります。またスペイン語版のスペイン語の記事の中の国ごとの話者数(es:Idioma español#Estimación del total de hablantes por país)のところの表によると、母語話者率(左から4列目)のスペインの欄に89.0%という値が記されています。5列目は母語話者数で42,019,561とあります。日本語版でのスペイン語#話者分布の表では44,400,000人となっています(この数字はどこから出たのか?年もないし、、、)また、今スペイン語の言語をスペイン語版(es:Idiomas de España)から翻訳していますが、最初の表で、地方公用語を持つ州での、スペイン語(カスティーリャ語)とその州での州公用語の母語話者率が記してあります。この母語という語はスペイン語ではlengua maternaといいあらわし、この日本語版での母語とは定義が少し異なります。lengua maternaは一人の人が最初に学ぶ言語(狭義の母語)で、基本的に赤ん坊期からものごころつく前ぐらいまでで、もっぱら家庭内での養育期に、自然に覚えた言語を指し、そしてこの時期一番長い時間接することが多いのは多くが母親であり、他には父親をはじめとする家族ということになり、多くの場合母親(をはじめとする家族)の言語と同じになります。ある程度大きくなって、たとえば近所の同年代の子供たちやその他の人と接して自然に習得した別の言語などは母語とは言わないことが多いですが(日本語版の定義はこの広義の母語に当たると思います。)、文脈や書かれたものの種類によってはそれらも教育とかを通じて学んでいるわけではない自然に習得した言語であるので、母語とされることもあります(広義の母語nativo、いわゆるネイティブ・スピーカーの言葉)。たとえば、スペインの自治州公用語を持つ州などの言語調査では、習得した言語をどのように学んだかという項目があり、家族、友達、学校、、、etc.のような選択肢が並んでいます。その言語が母語(狭義の母語)なら、家族をマークするはずです。実際自治州公用語を持つ州の友人にはlengua maternaはカスティーリャ語で、友達と遊ぶようになって、少数言語(州公用語)を習得したという人もいました。このような人は多くの場合、片親が他地域出身(他民族)の人の場合や、両親が都会にいたことが長くて家庭での言語がスペインがメインとなっていたという場合などが考えられます。そして居住地域が少数言語地域なので他の子供と自然に接する過程で、その少数語を習得したということです(もちろん学校教育以前のことです)。決してこのような人は少なくありません。そしてその友人は両言語をネイティブ(nativo)として話します。もちろん両親の出身民族が異なり、それぞれが各々の言語を子供と接する際に使った場合などでは、その子供がバイリンガルになる場合もあります。このように母語の定義が必ずしも同じではないのです。たとえば、前述の州公用語をもつ州の母語についての表のカタルーニャ語を母語とする人は31.7%(アラン語は話者総人口でも5000人程度なのでここでは無視できるほどの少数となる)ですが、スペイン語版(es:Idioma catalán)ともカタルーニャ語版(ca:Català話者数(Hablantes、Parlants)(母語ではなくて)1千万人超となっています。この数字にはヴァレンシア語(バレンシア語)を含んでいます、そして人口がカタルーニャ州が750万人超、ヴァレンシア州(バレンシア州)が500万人ぐらい。しかし、母語(狭義の)話者となるとかなり少なくなるはずです。英語版en:Catalan languageではエスノローグ出典でnativeでほぼ同じ数字が挙げられています。また、日本語版のカタルーニャ語での母語話者数は910万人、いつの出典かわかりませんが、これも狭義の母語ではなく、おそらく第2言語以上の話者数も含んでいると思います。なお、スペイン語版のIdioma españolやIdiomas de Españaでの数字はEUや各州政府などの公的な機関の調査に基づいた値が挙げられています。このようにウィキペディアでは日本語版も含めて、狭義の意味での母語や広義の意味での母語などが混在して「母語」として使われていると思います。現在スペインの言語を翻訳中で、母語の定義をはっきりしなければならないので、お聞きしたいです。たぶん社会言語学に詳しい人がいいと思いますが、よろしくお願いします。--Xapones会話2012年5月30日 (水) 15:20 (UTC)返信

2017年4月22日 (土) 21:53‎ UTC の Hiroes さんの編集を差し戻した理由 編集

2017年4月22日 (土) 21:53‎ UTC の Hiroes さんの編集を差し戻しましたので、理由を説明しておきます。

まず、「母語」と「母国語」について、「例えば英語においては共に「mother tongue」と書き表されるが、...」という記述は、典拠が提示されていません。また、事実に反する可能性、ないし、誤解を招く可能性があります。

例えば、個人ページ同様と思われるため記述の典拠とはできないページですがこちらのページでは「母語と母国語との違いは明瞭である。Mother Language または Mother TongueとNatinal Languageの違いである。」と記述されています。また、脚注に挙げられている徐 京植 の論文の英文タイトルは「The conflict between mothers tongue and national language: on the linguistic experiences of Zainichi Koreans」であり、同様の使い分けがなされています。

ちなみに、「en:National language」は「国語」とリンクされています。「母国語」がある人物にとっての「国語」という意味以外の意味を持つといった前提を置くなら別ですが、無前提に「共に「mother tongue」と書き表される」と記述するのは、誤りであると考えますし、少なくとも誤解を招く表現であると思います。それが典拠なく記されている状態が「有用と思える情報」とは言えないと考えます。

記述を復帰させるのであれば、「英語においては共に「mother tongue」と書き表される」ことについて、明確な典拠の提示してください。--山田晴通会話2017年4月22日 (土) 23:45 (UTC)返信

そういった理由での削除であるなら異論はありません。ただ、IP:36.12.110.173会話 / 投稿記録さんにおいては、なるべく要約を記入頂けると大変助かります。もう井戸端でも過去ログになってしまいましたが、「美しい日本語を守る」といった動機でかつて外国語併記を排除するなどの活動をされて投稿ブロックされた方が居られまして、最近その方と似た編集傾向のIP利用者が複数いらっしゃるようなので、一絡げにしてしまいました。大変申し訳ありません。--Hiroes会話2017年4月23日 (日) 00:27 (UTC)返信
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