稲飯命 編集

http://wwr2.ucom.ne.jp/hetoyc15/keijiban/shiragi1.htm]」 鈴木真年編の『百家系図稿』では“新羅王の初代王たる赫居世の先代に「飯氷命-朴巫牙-提炎-力-波羅那-玄若-伽留-担述留-閼斤-健達-麻留」という系譜”というものが書いてありますが、韓国歴史情報統合システム「http://www.koreanhistory.or.kr/」 や韓国歴史文献調査資料データベース「http://www.excavation.co.kr/」 で探しても、赫居世の先代については韓国や中国のどの文献を見ても出てきません。古代朝鮮半島の歴史書は三国史記と三国遺事、この二つがありますが新羅王の初代王である赫居世は卵生説話を持っており、先代は存在しません。--211.222.77.84 2022年1月1日 (土) 12:50 (UTC)

『三国史記』新羅本紀では  ~省略~大きい卵があった。その卵を割ると中から男の子が出てきたので、村長たちはこれを育てた。村長たちはこれを育てた。10歳を過ぎるころには人となりが優れていたので、出生が神がかりでもあったために6村の長は彼を推戴して王とした。即位するとともに居西干と名乗り、国号を徐那伐(ソナボル)といった。

『三国遺事』王暦・新羅始祖赫居世条の伝える建国神話は、骨子は『三国史記』と同じであるが細部に違いがみられる。

 天から降りてきた6村の長が有徳の王を求めて評議していたところ、霊気が蘿井の麓に下ったので見に行った。~省略~そこには紫(青色)の卵があっただけで、馬は人の姿を見ると嘶いて天に昇った。卵を割ってみると中から男の子が現れ出て、その容姿は優れていた。村長たちは男の子を沐浴させると、体の中から光が出てきた。鳥や獣は舞い踊り、地は震え、日月の光は清らかであった。このことに因んで赫居世王と名づけ、

このように赫居世の先代があるという系譜には一次資料になる文献が全く存在せず、一次資料がないということは鈴木真年編の『百家系図稿』という二次資料に鈴木真年の創作が加わったと歴史学界では認識されています。--211.222.77.84 2022年1月1日 (土) 13:01 (UTC)

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