ノーラ・レコード (Nola Records)は、米国ルイジアナ州ニューオーリンズにかつて存在した独立系レコード・レーベル。

ノーラ・レコード
Nola Records
設立1963年 (1963)
設立者ワーデル・カゼア、クリント・スコット、ユーリス・ゲインズ
解散1968年 (1968)
現況清算
ジャンルR&B
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
本社所在地ルイジアナ州ニューオーリンズ

概要 編集

1963年夏、作曲家/バンドリーダーのワーデル・カゼアが音楽プロデューサーのクリント・スコット、ユーリス・ゲインズと共同で設立した[1]。「ノーラ(Nola)」とは、ルイジアナ州ニューオーリンズを意味するNew Orleans, LAの略称で、同市を指す用語として広く使われているものである。ボナテンプ(Bonatemp)・レコード、ホットライン(Hot Line)・レコードが同レーベルのサブ・レーベルとして存在した。

ノーラは、カゼアのプロデュースの下、レコーディングとレコードのリリースを行った。最初に注目を集めた作品はセッション・ドラマーのジョー・”スモーキー”・ジョンソンの「It Ain’t My Fault」で、この曲は1964年にヴィージェイ・レコードにリースされ、全米に配給されている[2]

レーベル最大のヒットは1966年リリースのロバート・パーカーの「Barefootin'」で、Billboard Hot 100で7位[3]、R&Bチャートでは2位を記録している[4]。その他、ノーラ・レコードでは、カーリー・ムーア(「Soul Train」)、ウィリー・ティー(「Teasin’ You」)、アール・キング(傘下のホットライン・レコード)、エディー・ボーなどの作品をリリースしている。

脚注 編集

外部リンク 編集