ハマサンゴ科(Poritidae)はイシサンゴ目に属する科の一つで、この科に属する各種はサンゴ礁を作る造礁サンゴである。大きさや形状はさまざまだが、その多くは塊状、層状、あるいは枝状で、枝分かれや包み込みもみられる。サンゴ石には、骨格をおおう非常に小さな共有骨が密に詰まっている。サンゴ石の壁と隔壁は多孔質である。J.E.N. Veronは、この科は自然分類群ではなく他のどこにも入らない属を集めたものだと考えている[1][2]

ハマサンゴ科
ハマサンゴ科の一種
ハマサンゴ科の一種
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 花虫綱 Anthozoa
亜綱 : 六放サンゴ亜綱 Hexacorallia
: イシサンゴ目 Scleractinia
: ハマサンゴ科 Poritidae [1]

本文参照

編集

海洋生物種の世界登録には以下のがこの科に属する分類として掲載されている[1][3]

参考文献 編集

  1. ^ a b c WoRMS (2010). "Poritidae; Gray, 1847". World Register of Marine Species. 2011年12月18日閲覧
  2. ^ Veron, J. E. N. (1985). Corals of Australia and the Indo-Pacific. Sydney: Angus and Robertson.
  3. ^ Poritid Corals, Family Poritidae WetWebMedia.com. Retrieved 2011-12-18.