バフィン川
バフィン川(バフィンがわ、Bafing River)は、ギニアとマリ共和国を流れる河川。全長760㎞。マリ西部のカイ州にあるバフーラベでバコイ川と合流し、セネガル川となる。マンディング諸語においては、バコイは「白い川」、バフィンは「黒い川」を意味する[1][2]。バフィン川の一部はマリとギニアの国境をなしている。

ムンゴ・パークがバフィン川を橋で越える絵(1800年出版)
マナンタリ・ダムはバフーラベからバフィン川の上流90㎞の地点に位置する。マナンタリ・ダムのダム湖はマリ最大の人工湖であるマナンタリ湖となっている。このダムは水力発電のタービンを回すために11.3 km3の水量を乾季でも保持している。このためダム下流においては雨季の最大流量が減少したが、それでも乾季において150 m3/sから200 m3/sの流量を維持している[3]。
脚注編集
- ^ (French) Caractéristiques physiques du fleuve Sénégal, Organisation pour la mise en valeur du fleuve Sénégal, オリジナルの2012-01-23時点におけるアーカイブ。 2012年6月2日閲覧。.
- ^ Maïga, Mahamadou (1995) (French), Le bassin du fleuve Sénégal: de la Traite négrière au développement sous-régional autocentré, L'Harmattan, p. 14 footnotes 4, 5.
- ^ (French) Étude des impacts environnementaux du projet d’aménagement de Félou, Organisation pour la mise en valeur du fleuve Sénégal (O.M.V.S.), (2006), p. 63.