バルトロメオ・ヴェネト

バロトロメオ・ヴェネトBartolomeo VenetoVenetiano)、生年未証)はイタリア、ヴェネツィア派の肖像画家。ヴェネツィア、ヴェネト州ロンバルディア州にて16世紀初頭に活動した画家である。その出身から、バルトロメオ・ヴェネツィアーノバルトロメオ・ベネトとも呼ばれる。生年は不明だが、1502年から没年の1531年まで活動していたことが明らかとなっている[注釈 1]

バルトロメオ・ヴェネト
Bartolomeo Veneto
バルトロメオ・ヴェネト作「キリストの割礼」(1506年)
死没年 1531年12月[1]
死没地 イタリアの旗 イタリアトリノ
国籍 イタリア人
運動・動向 ヴェネツィア派
芸術分野 肖像画、油彩画
代表作 『リュートを弾く女』
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概要 編集

彼の研究は当時の資料が極めて少なく、その大部分が彼の作品に乗っている署名や日付、インスクリプションなどそこに記されたものに限る[1]

生涯 編集

ヴェネツィア人とクレモナ人の両親の間に生まれたと考えられている[注釈 2]1510年の『聖母子像』に残された銘によると彼はジェンティーレ・ベリーニの弟子であるとしている。1505年、もしくは1508年といわれるフェラーラのエステ城にて画家を務めた。

代表作 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 没年を1546とする資料もある[2]
  2. ^ 現存する最古の作品である『聖母子像』の記載に拠る[3]

出典 編集

  1. ^ a b oxford art online 2010/8/19アクセス
  2. ^ ブリタニカ国際大百科事典.
  3. ^ Web Gallery of ART.

参考資料 編集

外部リンク 編集