バロッサ (蒸気コルベット)
HMSバロッサは、下関戦争に参加したイギリス海軍の蒸気スクリューコルベット。
バロッサ | |
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同型艦のHMS Wolverine、1881年撮影 | |
基本情報 | |
建造所 | チャタム工廠 |
運用者 | イギリス海軍 |
級名 | ジェイソン級コルベット |
艦歴 | |
進水 | 1860年3月10日 |
退役 | 1873年 |
最期 | 1877年解体 |
要目 | |
排水量 | 2302トン |
トン数 | 1,700bmトン |
長さ | 225 ft 5.5 in (68.720 m) |
乗員 | 240人 |
兵装 |
下関戦争時(21門)[1]:
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艦歴
編集- 1860年3月10日:ジェイソン級コルベットの2番艦として、ウーリッジ海軍工廠(Woolwich Dockyard)にて進水。
- 1862年9月24日-1864年11月23日:東インド・中国艦隊所属。艦長はウィリアム・ドウェル大佐(William Dowell)。
- 1864年11月23日-1867年1月30日:中国艦隊(1865年に東インド・中国艦隊を再編)所属。艦長ヘンリー・ボーイズ大佐。英国に戻りシーアネス(Sheerness)にて係留。
- 1869年6月9日-1869年11月24日:艦長ロバート・ギブソン大佐。即応予備役艦隊(Flying Squadron)
- 1869年11月24日-1873年7月27日:艦長ルイス・ムーア大佐。即応予備役艦隊、後に中国艦隊。英国に戻りシーアネス(Sheerness)にて係留。
- 1877年1月20日:チャタム工廠にて解体完了
脚注
編集- ^ 元綱数道著『幕末の蒸気船物語』成山堂書店(2004年)ISBN 978-4425302512